【夏の思い出】通訳案内士の一次試験を終えて

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台風前日、真夏の陽気の日曜日に「通訳案内士」の資格試験を受けてきました。冷房の効いた部屋で、合計4時間の筆記テスト。集中力を維持するのが大変、おじさんにはなかなかきつかったけど、学生の頃に戻ったみたいで楽しかった。ま、テストの結果は合格ラインにカスリもしない感じだけどね。
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午前中に2時間の外国語試験。もちろん僕は英語を選択。ホントは、英語試験免除も申請できるんだけど、そんなのもったい無いからしっかり受験してきましたよ。問題文中、時々聞いたことも無いような単語が出てきた。シジミの英語訳って、こんなんなん?
と、単語並べ替えの問題とか「え?これって正解あるの?」ぐらいな難しさ。まぁでも、英語は大方問題なし。

10時から12時の英語筆記試験の後、1時間半の昼休みがあったので、近くのコンビニでサンドイッチと缶コーヒーを買って公園で食べた。ギラギラの日差しと蝉の声。ホント、「夏ーっ!」って感じ。
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午後は、地理と日本史、一般教養の3つの試験をそれぞれ40分ずつ。日本史はそれなりに出来たと思う。ただ、地理が全然ダメだったのと、一般教養に関してはマークシート埋めながら深い深い虚無感に襲われた。いやー、ひどかったね。
そういえば、一般教養は試験対策の勉強をしてなかった。模試の時点で「ヤバイな」と思ってたんだけど、いやー、やられたやられた。コテンパン。

というわけで、今年の合格はとっくに諦めて、また来年に向けて勉強しますよ。

なんとなく、コツが掴めた。地理も日本史も、そして一般教養も、「観光」とか「文化」を中心に学びつつ、世界遺産や寺社仏閣などに詳しくならないと。あとは、交通機関についてとか、旅行や産業の統計とか。僕が一般教養が苦手な原因は、新聞を全く読まないせいだと思う。テレビのニュースもほとんど見ないし。そこらへん、効率よく少しずつやってきますよ。

通訳案内士の筆記試験は4つのテストで合計5時間もあるので、合間合間に十分休憩を取るのが大事だな、と。特に、最後の1つはもう頭がスカスカなので、チョコレートとガムでリチャージしました。休み時間もみっちり参考書で勉強してる人がいましたが、僕はムリ。とにかく、外の空気を吸ったり、深呼吸しながらストレッチしたり、落ち着こうと心がけました。

マークシートの塗りつぶし用のエリアは小さめの楕円形。2ミリ芯のシャーペンと、細かいところが消しやすいプラスチック消しゴムは必須。マークシート用のペンでも良いかも。スマートウォッチやスマホは禁止なので、久しぶりにアナログ時計を持って行きました。腕に付けずに、机の上に盤面を立てるようにして置くスタイル。問題用紙のすぐ脇に置いて、時計を見る時間のロスを減らすように、ってのはTOEICの時に培った技。もっとも、通訳案内士の試験では回答時間がなくなるってのはあまり無さそう。じっくり回答して、十分見直しができるくらいの時間はあります。

あと、試験中のデスクの上にペットボトルの飲料が置けるのは良いですね。試験が夏なので、冷たい飲料は水滴がつくので、常温で持っていっても良いかなと思った。

試験に関しては、そんな感じかな。ひっかけ問題とかは無くて、どれもきちんと勉強して知識があれば解ける問題。ただ、英語の試験で試されるのは英語力では無く、あくまで英語を使って日本の文化を紹介できるかってとこに重点が置かれてるので、なんか、「優しくないテスト」って感じ。うまく説明できないけど。解いてて、たまにすごく「んぎゃー」って感じる。難しすぎる単語が混じってたり、単語を組み立てて英文をつくるやつとかも、「これ、何通りも正解がないか?」とか思ったり。あれだ、教科書英語だ。そんな感じ。

やっぱり、今後の課題は地理と一般教養。そもそもね、行ったことも無い場所の地域情報とか観光資源とか、僕は全然知らなさすぎ。だからというわけでもないけど、どんどん国内旅行に行きたいな、と。実際に全部行くのはムリとしても「妄想旅行」をしようかなと思ってます。ネットの情報やGoogleマップなんかを駆使しつつ、旅の行程をリアルに想像するの、楽しそうじゃない?

僕は富山、石川、福井とか、鳥取・島根あたりに一度も行ったことないし、四国は足を踏み入れたこともない。九州も疎遠。家族でひとりだけ沖縄に行ったことがない。いろいろあちこち行ってみないと。

通訳案内士の試験は毎年あるから、何年かかるか分からないけど「旅」を楽しみながら勉強していきます。資格が取りたいというよりは、その勉強が面白いので。

さてさて。
by t0maki | 2016-08-22 21:43 | ライフスタイル | Comments(0)