日帰りホヤキャンプで、5キロのホヤを食べ尽くす!
2016年 07月 27日
昨年、宮城県石巻市の雄勝で、漁船に乗せてもらい船上で獲れたてのホヤを食べた。もぎ立て(養殖ホヤは、ロープに鈴なりになってる)のホヤを口にした時、口の中に海が広がってく感覚。塩気とともに程よい甘みもあって、「海のパイナップル」と呼ばれる所以が分かった。
そんなわけで、初めて食べたホヤが最高の味だったわけだが、それはある意味とても不幸なことだった。だって、その時以上のホヤの味に巡り合うのは、とても大変なことだからね。でもあっさり今回、意外な形でこんなにも美味いホヤに巡り会えた。
そもそも、海から離れた瞬間から、ホヤの味は変わっていく。都内で食べるホヤは、アンモニア臭がするものが多い。むしろ、この味が好きという人もいるが、どちらかというと「珍味」属するものとして、酒呑みのあてに使われることが多い。それはそれで良いとして、ホヤの美味しさをもっと引き出すには?都内でも新鮮なホヤを堪能するには?
その答えを「若洲公園でホヤづくし日帰りキャンプ」で見つけた。
というわけで、WADA-blogの和田さんが主催のホヤキャンプに参加してきました。ホヤを食べつつ、ホヤについて語りつつ、ホヤを肴にお酒を飲む日帰りキャンプ。
刺身と、酒蒸しと、焼きとスモークとパスタと、ホヤづくしのフルコース。どれも全部うまかったー。久しぶりに、ホヤをさばいたりもしました。さばくのは、結構簡単。
▼まずは刺身から。さばいたよ。
▼相変わらずの異星生物的な見た目。
▼じゃ、酒蒸しいこー!
▼浦霞を豪快に投入!
▼なにやら、秘密兵器的なものが出現。
▼ホヤの燻製、美味すぎる。
▼ホヤの燻製、大人気でした。
▼キャンプ場で、ホヤづくし。お酒もいただいて、酔い気分。
▼ホヤをさばくのも慣れてきました。
▼ホヤを5個投入した、贅沢なホヤパスタをシメに。
都内で新鮮なホヤを食べる方法。それは、産地から直接「お取り寄せ」すること。海から上がった状態のまま送られてくるから、鮮度が保たれている。さすがに漁船の上で食べる鮮度には敵わないですが、それでも今まで都内で食べたホヤの中でどれよりも美味かったですよ。
あとは、調理法。ホヤをさばくのは、慣れてしまえばすごく簡単。酒蒸しや炒め物、パスタも美味しかったですが、特にスモークホヤが絶品でした。卓上スモーカーを使って、その場で燻製に。真ん中のプリプリ食感も残しつつ、桜チップに燻された風味が抜群。調理方法によって、ホヤの味をさらに引き立てることができる。これは、ぜひうちでも真似したい。
贅沢なホヤのフルコースと、宮城のお酒もいただき、最高のホヤキャンプでした。
都内でも、産地直送お取り寄せで新鮮なホヤを手に入れることができるって知ったのは嬉しい発見。今回お取り寄せをしたのは、山内鮮魚店。獲れたてのホヤを氷と海水を満たした発泡スチロールに入れて届けてくれる、と。
それと、和田さんが目の前で次々といろんな調理法でホヤ料理を作っていくのに感心。キャンプ場の限られた道具で、次々と料理が完成してくのはすごかった。10人くらいのメンバーで、5キロのホヤを食べつくしました。
というわけで、今度うちでもホヤづくしをやってみたいぞ、と。
山内鮮魚店
http://www.yamauchi-f.com/
by t0maki
| 2016-07-27 23:28
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