「これがハッカーの手口だ!」ノートンのイベントでハッキングのデモを見せてもらったよ
2016年 07月 15日

今まで、パソコンやモバイルのセキュリティに関するイベントはいくつか見てきたけど、目の前でハッキングのデモを見せられるのは一番きくね。
ノートンを販売するシマンテックさんにご招待いただき、『「フリーWiFiはどうして危険?」ノートン によるWiFiセキュリティセミナー』というイベントに参加してました。
古谷さんによる、フリーWiFiに関する調査結果レポートの後、ニックさんが実際にフリーWiFiを偽装したトラップを使ってスマホの通信情報をハッキングするというデモンストレーションを行いました。このデモがすごかった。ブラウザで見てるページとか、送信メール、ブラウザクッキーなんかが丸見え。検索エンジンにアクセスしようとしたらリダイレクトでダミーページへ飛ばされたりと、もうハッカーがやりたい放題。こういったハッキングツールは使い方も含めてネット上で比較的容易に入手できるらしく、トラップのフリーWiFi環境を偽装したら、極端な話誰でもハッカーになれる、と。
やばい、これは気をつけないと、と思いましたよ。とりあえず、知らないフリーWiFiに無闇とアクセスするのはやめた方が良いです。
▼ノートンのイベント

▼フリーWiFiの調査結果レポート、シマンテックの古谷さん

▼こんなよくあるカフェでの光景。でも、気をつけないとスマホの通信情報が抜き取られてるかもしれない、と。

▼今回は役者さんを使ってのデモンストレーションでしたが、以前やった時はホントに一般の人がトラップのWiFiにつないで、どんな風に見えるかもデモでやったらしいですよ。

▼ホントに見えちゃってるなー。キャッシュがなければ、もっと正確に見えちゃう。メールも、受信時は暗号化されてるけど、送る時は見えちゃったり。すげーな。

▼モバイルのセキュリティについて説明する、ニックさん。

で、このあとノートンのセキュリティ製品「ノートン WiFi プライバシー」(ノートン・ワイファイ・プライバシー)の説明が続くわけですが、製品自体は今後実際に使ってみてレビューを書きます。
ハッカー、怖いね。あれをやられたら、いくら気をつけてもダメかも、とか思いましたよ。意外と、ハッキング対策にキャッシュが有効らしいってのが面白かった。あと、受信メールは暗号化されてるからハッキングされづらいけど、送信メールはデモで丸見えだったりなど、そういった違いも仕組みを知って分かるっていう。

軽食と、懇親会でビールをいただきました。いや、このあと仕事に戻ったですけどね。
製品も、届いたら使ってみます。
by t0maki
| 2016-07-15 22:07
| ブロガーイベント
|
Comments(0)