北海道に訪れる度に人生の節目を感じる

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北海道を訪れる度に、僕はなんだか良く分からない力によって「人生の岐路」に立たされてしまう。なんだろね、この現象は。北海道に行くことで、自分の原点に立ち返り、人生の軌道修正をする感じ。

僕は、3歳の頃まで北海道に住んでいた。親父が北海道の人間だったから。
すぐに神奈川に引っ越し、その後ずっと埼玉でまるっと10代までを過ごすわけだが、実は本籍地がずっと北海道にあった。僕の最初の記憶も、北海道から始まってる。いわば、自分のルーツがそこにある、と。

留学直前の夏休み、北海道を訪れた。そこで幼馴染みと忘れられない再開を果たす。で、そっから僕はアメリカに行くわけだ。まさに、人生の分かれ道だった瞬間。

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次に訪れたのは、2012年4月。ニッカウヰスキーの余市蒸留所に行って、ウイスキーづくりを体験した。で、樽詰めをした日がたまたま僕の誕生日で、そのウイスキーがその場所で10年間熟成された後に家に届けられるってことで、その先10年間の自分の人生を思い浮かべてたら、あっさり転職を決意。

あれから4年ちょっと経って、再び僕は北海道を訪れた。Esinクリエイティブワークショップに共に参加した仲間と現地で落ち合って、北海道旅行。余市にも再訪した。この4年間、僕は変わっただろうか?

変わったと言えばスゲー変わったし、でも本質的なところは全然変わってない。相変わらず全力で走りながら変わり続けてるって点では以前と全然変わってないんだと思う。ブログを書いている。ブログを書き続けることで、インプットとアウトプットのバランスをとり、かつ自分の世界を押し広げようとしている。オーロラを見て、船舶免許を取って、走るのを再開し、マスターズ陸上でメダルも取った。久しぶりに学生をやり、クリエイティブ・ライティングを英語で学び、次は通訳案内士の資格を目指す。

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そう、Esinだ。あのクリエィテイブワークショップへの参加が、自分の中での大きなマイルストーン。Tomatoの講師によるワークショップ自体も素晴らしかったが、そこに参加できたことが自分にとって大きな自信になった。クリエイティブであることに迷いが無くなった。

その、Esinの仲間と訪れる北海道。再び、自分のルーツに触れた旅。
三人が三人とも、人生の岐路に立っていて、次の動きを模索しているタイミング。僕らはあの旅でたくさん語ったし、語らなかったこともいつの間にか共有できてたし、旅が終わった後もつながっている。

「確認」の旅だったのかな。自分らがどこにいて、どこに行こうとしているのか。見えない未来に不安を抱きつつも、進み続けるしかないこと。

うん。そんな旅だった気がする。
by t0maki | 2016-06-28 01:27 | ライフスタイル>旅 | Comments(0)