「耳のないマウス」の作品を街角や自然の中で展示したら面白そう

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最初、人影にぎょっとしたけど、手の質感でそれが作り物だとわかった。「よくできてるなー」と近づいたら、何やら音が聞こえてくる。すると、指が小刻みに動いているのに気づいてまた驚く。

陳列ケースに近づいて行って、その陰に人がうずくまってて、あぁ、こんなところにも作品が……と思ったらそれが本物の人だって気づいた時が一番びっくりしましたよ。

Esinワークショップでお世話になった雨宮澪さんがメンバーの「耳のないマウス」の作品展が3331で開催中とのことで、見てきました。澪さんはいなかったですけど、澪さんの手があった。作家さんから作品についていろいろとお話を伺いました。ビジュアル的な作品で、機械仕掛けであったりもするんだけど、そのベースになってるコンセプトがすごく言語感覚的で面白かった。今回のようなホワイトキューブのスペースから飛び出して、これが街中であったり自然のなかに展示されてたら、まただいぶ印象が変わって面白いかも。

▼とても不思議な空間でした。
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▼向きを変えるのは、手動だそうです。
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▼上からきてるぞー!
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作品展は、29日(日)まで。

『箱のなかに入っているのはどちらか?』
アーティスト:耳のないマウス(松田朕佳、石射和明、石倉一誠、雨宮澪)
日程:2016年05月19日(木)~29日(日)
時間:12:00-19:00
料金:無料
会場:1F 3331 Gallery


by t0maki | 2016-05-29 00:06 | アート | Comments(0)