「で、バズる方法について」学んできた
2016年 04月 20日
AMN勉強会、第1回目は「写真撮影に関する法律」、第2回目の前回は「取材のテクニック」。
AMNのレビューズ/Linkトラベラーズ主催のこの勉強会は、毎回ゲスト講師をお呼びして、ブロガー/ライターに役立つ内容で、毎回参加していてとても勉強になります。で、そして第3回目となる今回のテーマは、「シェアされる・バズる記事を書く考え方」、と。
そもそも、僕は記事を書く際にあんまり「シェアされたい」とか「バズりたい」とか考えずにドカドカ書いてしまうタチなのですが、そりゃ誰からも見向きもされないよりは、書いたものをより多くの人に読まれる方が嬉しいわけで、だからと言ってそのためだけに「釣りタイトル」とか「炎上系煽り記事」とかは書きたくはないのですよ。そこらへんの距離感を踏まえて、どんな講義が聞けるのかすごく楽しみ。
講師は、「BuzzFeed」の古田大輔編集長。……の予定だったのが、変更になったみたいですね。
鳴海淳義さんという方。ブログを書いていらっしゃるということで、どっかでなんか接点があるような気もしないではないですが、たぶん個人的には知り合いじゃない方。BuzzFeed日本版の「Buzz担当エディター」っていう肩書がすごいですね。まさに、バズを担当するエディターさん、みたいな。
あぁ、このダイエット本の人か。今、検索した。
じゃ、記事の続きは、勉強会後に。
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さて、イベント後の帰りの電車ん中。
煽り系、炎上系とは真逆の内容で、すごく勉強になりましたよ。PVが既にあんまり意味を持たないってのは激しく同意。その代わり、「シェア」を指標にしましょう、と。より多くの人の心を動かして、「これは面白い」ってシェアしてもらうためのテクニック。実は結構シンプルで、奥が深いです。
よりたくさんの人の心をつかむためには、テーマはより広範で汎用的であるものがよい。ただし、それを他人と同じ切り口で発表しても埋もれるだけだから、そこにひねりを入れたり、書き手の個性を出したり、心を動かす本質的なものを入れたり。楽しくなるような、ポジティブな要素をね。
よくいる、よくある、炎上系のバズとは真逆ですね。
シェアされるような面白いコンテンツって、一瞬でコピペやまとめでパクられるのが常なんですが、鳴海さん(もしくはバズフィード)的にはあんまりそこは気にしてなくて、無視してるとのこと。つまり、パクられようがパクられまいが、「よいコンテンツを生み出し続けるだけです」って、カッコよいです。
あと、「ツッコミ待ち」のテクはすげーな。「ここ、突っ込まれるだろう」っていう要素をあえて入れておく、と。そうすると、みんながSNSとかで一斉に「ツッコミ」を入れ、それがバズになる、と。いやはや、面白い。
というわけで、今回も面白くてためになる講義でした。ただ、だからと言って、やっぱり僕はバズ狙いはムリかなー。そもそもが、ニッチな「日曜アート」の土台で、ただ自分の身の回りのことを身の回りの人に伝えるために書いてるようなもんだから。体験と記憶を記録する、外部脳のようなオレのブログ。今後もこれまで通り、ガシガシ書いていきますよ。
by t0maki
| 2016-04-20 18:30
| ブロガーイベント
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