あの日の出来事はずっと覚えてる
2016年 03月 12日

神戸で震災があった日、僕は親父が運転する車で空港へ向かってました。車のラジオで地震の被害速報を聞きながら。不安な気持ちで飛行機に乗った記憶。
アメリカで9.11が起きた時、僕はその頃テレビを持っていなくて、翌日会社に出社してからその出来事を知りました。その日はオフィスにテレビを持ち込んで、ニュース流しながら仕事をしました。
身の回りでとてつもなく大きな災害や事件が起きた時、その時に自分が何をしていたかを後になっても克明に記憶してるものですね。
2011年3月11日は、僕は神田隅田町のオフィスビルでいつものように仕事をしていました。パソコンに向かってメールを書いていたら、いきなり激しい揺れ。自席の周りのモニターが激しく揺れだしたので手で押さえてたのですが、向かいの席のモニターは抑えきれずに倒れました。
窓から外を見ると、ビル建設中の巨大なクレーンがわさわさ揺れているのが見えました。やがてしばらくして、千葉のコンビナートで火災が発生しているのが窓から見え、これはえらいことになったな、と。
その日は徒歩で帰宅。歩道からはみ出るほどの帰宅者の行列。古い建物は外壁が倒壊していたり、道路に亀裂が入ってたり。公衆電話に行列。コンビニの食べ物はあらかた売り切れていました。
東日本大震災から5年が経ちました。地震の被害、そしてその直後の津波被害、そして今なお継続中の原発事故の被害。この状況で、自分たちにできることはなんなのか、と考えつつ。自分がすべきことはなんなのか、と考えつつ。
とりあえず、僕にできるのはこうやっていろんなところに飛び込んで、自分が見て、体験したことをありのままに伝えることかな、と。
by t0maki
| 2016-03-12 19:11
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