熱量と器。アンバサダーのお話
2016年 02月 20日

たとえば僕は、ニュース系ブロガー支援プログラムの「iWire」がしばらく配信されないとなんだか気になってくる。それは、そのプログラムのキックオフの際に、このサービスにかける「熱い想い」を関係者の方たちから直接伺っているから、そんなに気合いを入れてサービスを立ち上げるならきっと面白いものができるに違いない、と。単純に「応援したい」という気持ち。
一方で、「オープンプレスカンファレンス」というブロガーも参加できる模擬的な記者発表会イベントにも時々参加しているのだけれど、こちらはもう4か月も開催されてないけど、あまり気にならない。もちろん、そのサービスにかける想いも聞いてるし、自分自身ちょこっと登壇したりもあったけど、開催されないからといって待ち遠しいという気持ちにはならない。
「この差はなんなんだろう?」って考える。
単純に、「熱量」の差なのかなぁ、と。「好き」とか、「応援したい」とかいう気持ちももちろんなんだけど、それ以上の「思い入れ」。
アンバサダー・マーケティングって、そういうユーザの熱量をうまく循環させ、還元させることで、いろんなものを巻き込みつつ大きなうねりのような動きをつくりだすことができる。
と、そんな風に思うのですよ。
熱量だけあっても、それを受け止める器がなければ、一瞬温まるだけで終わってしまう。
なんか、もったいないなぁ、と思うのです。
by t0maki
| 2016-02-20 01:25
| 乱文・雑文
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