『ドラゴン・ブレイド』を日活の試写室で観られて感動 #スカパー映画部

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ジャッキー・チェン主演の中国映画『ドラゴン・ブレイド』を見てきました。「スカパー映画部」のご招待で、場所は日活の試写室。一般の人は、なかなか入れない試写室らしいですよ。とは言っても、今は会議室になってるようですが。往年の映画スターや監督さんも、ここで試写を見たんですかね。

映画は、ジャッキーらしい要素がてんこ盛りで、スケールも大きくて面白かったです。やっぱり、カンフーアクションはさすがです。61歳とはとても思え無い迫力でした。吹き替え版で見たのですが、昔テレビで見てたのと同じ石丸さんが声を担当されてて、なんか懐かしかったです。

制作期間7年。撮影が1年がかり。制作費が70億とか80億とか、まぁ、とにかくすごいです。

で、試写会後のトークセッションで、映画の吹き替えの話から、同時録音(ドウロク)についての面白いお話を伺いました。もともと、中国や香港の映画って、セリフを後から声優さんがアテレコする形式だったらしいんですね。つまり、役者さんとはまったく違う人が声を担当する。だから、出演してる役者さんが広東語を喋ろうが、北京語を喋ろうがあまり関係ない、と。ところが、テレビドラマに出演した役者さんが映画にも進出してくるようになると、観客はその役者さんの声を知ってるので、他の声優さんだと違和感が出てくる、と。なので、現在は俳優さんの声は本人がやってるらしい。同じ映画の中で広東語と北京語が入り混じる状態って、例えて言えば日本のものすごく特徴的な方言の役者さんが入り混じって演技するみたいな感じですかね。
今回の試写会は日本語吹き替えでしたが、オリジナルの言語でもこの映画を観てみたいな。ジョン・キューザックとジャッキー・チェンの会話は、どんなことになってるんだろう。シルクロードのいろんな部族が入り混じったストーリーの映画。

そういった意味でも、スケールがでっかい映画です。



by t0maki | 2016-02-05 22:35 | アンバサダー | Comments(0)