デスクトップ工房で今すぐ欲しいクリエイティブな工作機械いろいろ
2016年 01月 08日
昨年、FabLab鎌倉を訪れました。このかなり風格のある建物は、125年前の酒蔵を移築したもの。3Dプリンターやレーザーカッターなどのものづくりの設備を揃え、地域の人が利用できる「デジタルファブリケーション」のものづくり工房として2011年にオープンしました。
この施設を設立してFabLabを日本に持ってきた田中浩也さんとイベントでお目にかかる機会があり、メイカーズムーブメントに興味を持って、それ以降国内のファブ施設をあちこち見学しに行ったり、参加したりなどしてきました。都内にあるFabLab渋谷、FabCafe、Makers' Base、Loft+Fab、DMM.makeの他、ソニー社のSAP Creative Loungeや、リコー社のつくる~む新横などにも訪れたことがあります。中でも、目黒にあるMakers' Baseは、デジタル加工機器の他にも、木工、鉄工、陶芸、テキスタイルなどの機材も豊富で、僕の一番のお気に入りの場所です。
さて、こうなってくると自分でもMakers施設をつくりたくなりますが、たとえばFabLabを立ち上げるとして、オープンに必要な準備をするだけでも最低600万はかかるとのこと。まともにやってはとても無理なので、本格的な工房施設を立ち上げるのは難しいしても、なんとかささやかだけど夢のある「デスクトップ工房」くらいはつくれないかな、と。
というわけで、値段が手ごろで、それほど場所も取らずに、わくわくするような工作機械や道具の候補を集めてみました。ま、欲しいものリストですね。この中のいくつかは、実際に僕も自宅で使っています。
こないだ、HMV&BOOKS TOKYOで見かけて、欲しいなと思った3Dプリンター。このくらいの値段だったら、買えそうですよね。
アート学生だった頃、「イメージを転写する」ことによって画像がどんどん変質していことに興味をもって、ひたすら版画プレス機で作品をつくって遊んでたのですね。現代はデジタルで簡単に画像がコピーできる時代ですが、また版画によるアナログな転写もしてみたいな、と。本格的な版画プレス機は高価だし場所も取るし重いしで個人で持つには難しいけど、こちらのA4サイズまでプレスできる版画プレス機は欲しいなぁ、と。
これ、すっごいかっこよくないですか?まさに卓上工作機械! フライス盤とか、木工旋盤などがひとつになった夢のようなマシーン。ただ、安いだけあってAmazonのレビューはあまり良くないですね……。
すごーく小さな面しか加工できないですけど、レーザーカッターもAmazonで買えるんですね。僕はシェア工房で一番よく使うのがレーザー彫刻。機械が自宅にあったら、夢のようだな。どうせだったらもうちょっと大きくて本格的なのが欲しいですけど、今回のテーマがデスクトップ工房なので、とりあえずこちらで十分。
おもちゃのろくろです。実は僕、学生時代は陶芸彫刻専攻で、今も自宅に電気の陶芸窯があるんです。でも、ろくろはないので、欲しいなぁ、と。おもちゃですけど、これは楽しそう。
実は自宅にこれに近い照明と、撮影台のセットなどもあったりするのですが、こんな撮影用の照明機材があると写真撮影がまたもっと楽しくなりますよね。
今、リアルにプロジェクターが欲しくて、いろいろ物色しているところ。最近、結構値段も手ごろになってきましたよね。これなんか良さそうなんですけど、どうでしょう?
缶バッジをつくれるおもちゃです。おもちゃとは言え、結構しっかりとした缶バッジがつくれますよ。実はこれの古いバージョンのが家にあります。
OLFAのポキステーション、おすすめです。カッターの羽折り器です。工作好きなので、結構カッターを使うのですが、この羽折り器は一度使うと手放せなくなります。ペン立てにもなるので、カッターやエグザクトナイフ、ものさしやシャーペン、ピンセットなどを挿しておいて、工作をするときはいつも手元にあります。
文具ついでに、こちらもおすすめ。紙の角を丸くカットするためのもの。爪切りの要領で、プチン、プチンと切れますよ。カーブのサイズが三種類あるのも便利。似たような文具を4,5個使ってきた中で、これがダントツ一位です。
まだまだリストアップしだすとキリがないですがないですが、とりあえずこんな感じで。あくまで「デスクトップ工房」なので、楽しく遊ぶための手ごろなものをピックアップしてみました。
さて、どれから買おうかな。
by t0maki
| 2016-01-08 21:12
| アート
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