今はただ走れることに感謝なのです
2016年 01月 06日
マスターズ陸上の東日本大会で銅メダルだよ。そりゃ嬉しいに決まってる。
たとえそれが、大会当日の雨のせいで、400メートルの走者が40Mクラスでたった3人しかいなかったおかげだとしてもね。
高校時代、陸上部でした。副部長で短距離のリーダー。400メートルや400メートルハードル、4×400メートルリレーなどを走ってました。高校三年の夏に引退した後、「面白そうだから」っていう理由で八種競技の大会に出場。二日間で8種目の陸上競技を行うんですけど、競争するっていうより、みんなで励ましあいながら頑張るっていう。これがすごい楽しかった。
その後アメリカに留学して、特に運動部的なものに入ったりはしなかったけど、友達とバスケのチームをつくったり、ストリートでホッケーをしたり、地元の人たちに交じってソフトボールをしたり。水泳、ラケットボールなど、大学の施設を使って運動は続けてました。
社会人になって、なぜかコカ・コーラのジョージアがスポンサーの、ほぼ外国人だらけのソフトボールチームに入ることになり、週末になると多摩にある米軍の施設で試合をしてたのですが、足をひねって右足首靭帯の手術。その後仕事も忙しくなり、すっかりスポーツとは縁遠い生活になってしまいました。
そんな中、ブログの企画でコカ・コーラ社が主催のランニングイベントに参加することになったのですよ。アクエリアスのプロモーションイベントなのですが、ゲストにオリンピックランナーの市橋有里さんが一緒に走ってくれたりなどして、すごい楽しかった!そんなこんなで10年ぶりにまた少しずつ走るようになり、2013年最初の年は皇居一周5kmのマラソン大会に参加。翌年2014年は同じく皇居マラソンで10kmに挑戦。そして昨年2015年は20kmのハーフマラソンに出場したというわけ。
と同時に、40歳になった2014年からマスターズ陸上に参加するようになり、最初の年は東京大会で400m第三位。で、昨年は東日本大会でうっかり400m第三位と、200m六位入賞となったわけ。まぁ、入賞と言いつつ、当日40~44歳男性クラスの出走者が少なくて、ほぼビリなんですけどね。
また走れるようになったというのが嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱい。
走るだけでも楽しいのに、去年はJ-WAVEのイベントで東京の街に100km以上の巨大な線を15チームに分かれて、GPSで記録しながら走ってキャラクターを描こうっていう企画に参加することができ、これも本当に幸せな体験でした。Esinクリエイティブワークショップで知り合いになった、発明家でアーティストのジョセフ・テイムさんがこの企画のプロジェクト・デザイナーだったので、応募して飛び込んでみたという。J-WAVEで番組をもっているレイチェル・チャンさんも一緒に走って、江戸川橋から六本木ヒルズまでのコース、走るのが楽しすぎてゴールが近づいて終わってしまうのがせつなかった。ずっと走り続けたいと思いました。
走るだけでももちろん楽しいのですが、走ることによってこういう企画に躊躇なく飛び込めるようになったってことの方がメリットが大きいです。今年の4月で42歳になりますが、まだまだいろんなところに飛び込んでいける自信につながります。
そういえば、昨年は体感トレーニングジムの体験記事も書きました。数年前の体力がないころだったら、とてもじゃないけど参加する気にはならなかったと思います。今はもうすっかり、「体育会系どんと来い」な心境ですよ。(まぁ、たまに前歯折ったり、指の骨折ったりもしてますけど)
頑張って何かを一生懸命やっていると、きっと何かにつながるんだよなぁ、と。地上から見上げる雲はとても高くて遠い存在だけど、少しずつ少しずつ高いところに登っていくと、いつの間にか自分が雲に包まれているのに気づく、みたいな。そんな感じです。
by t0maki
| 2016-01-06 20:30
| ライフスタイル>スポーツ
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