タイのお守り、いただいた!

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タイのお守り。国際文化フォーラムの「りんごをかじろう」っていう文化交流のイベントでお世話になってる藤掛さんからいただきました。ありがとうございます。

これは本当に嬉しい。

▼รวย รวย รวย รวย... 金運あがるかなー。
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▼丁寧な解説、ありがたい。
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金運があがるお守り。そういえば、僕は金運がからっきし。あればあったで嬉しいけど、無きゃ無いで無いなりになんとかするというか、今年の初めもワークショップ参加費を捻出するために必死で小銭を稼いだけど、終わってからはまたのんびり。お金の大切さはしっかり理解しつつ、ただお金のためだけに働くというよりも、やりたい事を追求してたら、お金も付いてきたってのが理想なわけで、そういう意味でいうと結構最近は良い感じなのかもしれない。

「お守り」の文化。日本もお守りいろいろありますよね。交通安全、家内安全、良縁成就、無病息災、安産祈願……。そんなテーマでなんちゃってお守りをFlashでつくったことがあります。OL版の現代風お守りとして、茶汲上等、職場乃華、御局上等なんて言葉がランダムに表示される待ち受け画像。

なんか、話が逸れた。
タイのお守りは「プラクルアン」って言って、有名なお寺さんや高僧のものは行列ができたり、コレクターズアイテムとして売買されたりするそうです。以前、「りんごをかじろう」のイベントで、愛知大学の加納教授にいろいろお話を伺いました。タイの人たちは、この小さな仏像のお守りを首から下げたりして、民間信仰の対象になっているようです。

日本でも、普通にランドセルとかにお守りを付けたりしますからね。お参りやお祈りなど、自然と民間信仰が文化の一部になってる。

民間信仰って不思議。日本人は無宗教の人が多いって言われるけど、宗教的な信仰の要素は既に文化の一部になっていて、それがあまりに自然なのでそれと気づいてなかったり。

行事、儀式、しきたり。「神様」を擬人化すると、その人物が「いる、いない」でややこしい事になるけど、信仰だけを切りだして「祈りの心」とか「希望」とかにフォーカスを当てると、みんな「幸せになりたい」っていう点では一致している、と。

死後の世界を「天国」っていう捉え方をするか、あるいは僕らが死んだ後の「未来」と捉えるかによって、信じるものや守るべきものって大きく違ってくる。

利己的な信仰と、利他的な信仰。「信仰」っていうと大仰になっちゃうけど、幸せにやりたいとか、幸せにしたいっていう気持ちは誰もが自然に持っているもの。その信じる心を形にしたのが、「お守り」なのかな、と。
by t0maki | 2015-12-28 00:42 | Comments(0)