漁船で食べる獲れたてもぎたてのホヤはやっぱり美味かった
2015年 04月 20日

それまで、ホヤをホヤとして食べた記憶が無かった。多分、どっかでなんらかの形で食べてる気もするんだけど、ホヤをホヤと認識して食べたことは無かったし、「ホヤ食べたい!」っつって自分からホヤを食べた経験もなく。
雄勝でいきなりのホヤ漁体験。これにはビビった。まず、見た目の得体の知れなさ加減。まるで、SF映画のクリーチャー。誰だ?これを食べ物だと発見した人。
あともっと驚くのは、獲れたてもぎたて(付着してる縄から、文字通り「もぐ」んです)のうまさ。口に入れた時に鼻腔を抜ける海の香り、適度な歯ごたえと、じわっとくる甘み。「海のパイナップル」って呼ばれてる由来がようやく理解できました。
▼ホヤ、吊り上げの瞬間!

▼海の幸。漁船に揚げた、ホヤ。

▼ホヤにはプラスとマイナスがあるって、知ってました?

▼海のパイナップル

▼さばく

▼黄色いのが、中身。

▼未知との遭遇。いや、E.T.か?

▼見た目は、SF映画のエイリアン。

▼食べるとうまいんだな、これが。

ホヤは春から夏にかけてが旬らしい。毎年、産卵するので、冬は水ホヤって言って、味が違うらしい。食べるなら夏、と。また食べたい。
雄勝のホヤは、震災の津波で壊滅的な打撃を受けたけど、自然はちゃんとできたもので、育てなくても勝手に岩場にできたらしい。それを改めてホヤ養殖を再開して、今回食べたのは四年目。震災後すぐに生まれたホヤが、ようやく今食べごろ、と。
自然ってすげーな、と思った。雄勝の漁師さんもすげーな、と思った。
そんな事を考えながら漁船で食べるのホヤはやっぱりとびきりうまかった。
by t0maki
| 2015-04-20 09:00
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