六本木のビルの屋上にあるジェットコースターの残骸
2015年 04月 18日

2005年頃に、「地元住民との対立」みたいな感じでドン・キホーテ屋上のジェットコースターが話題になってたみたいだけど、これがそれなんだね。絶叫の叫び声が騒音となるとか。
まぁ、騒音もそうだけど、六本木の8階建てのビルの屋上にこんな異質なジェットコースターがある光景はなんか非日常的な感じがして、地元の人が嫌がるってのも分からないでもない。
その後、稼動もせず、取り壊されもせず、そしたらなんか2013年に訴訟の判決が出たって話らしいけど、それがなんとドン・キホーテがジェットコースターのメーカーを訴えて8億以上の損害賠償を求めたんだって。で、そのジェットコースターのメーカーは、建物の振動を軽減できなかったからって言う理由で、東京地裁から全額の支払いを命じられた、と。
ふーん、そういうことなんだ。
そういうコンテクストを理解してから改めてこの六本木のビルの屋上にたたずむジェットコースターを眺めてみると、なんとなく世の切なさみたいなのを感じるよね。
ちなみに、ドン・キホーテは道頓堀店に設置した観覧車(えびすタワー)をめぐっても設計会社と争い、5年以上前から運行休止、と。
個人的にはすごく乗ってみたいけど、動いてないんじゃ仕方ない。
ま、いろいろありますな。
by t0maki
| 2015-04-18 02:35
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