ようやくスタート地点に立てたような気がする
2015年 02月 24日

今日のワークショップの課題は、「Architecture」の続きから。模型の二個目を仕上げて、補足として簡単にコンセプトドローイング。

僕のテーマは、都会のど真ん中に超巨大なツリーハウスがあったら、と。肝心の家の作り込みが甘いの、そうだよね、と。
実際にはつくれないので、小説にでもするかな。Invisible Citiesって本は、読んでみよう。あと、クリストフっていうアーティストについても。カッセルの五年ごとに開かれるアート展。
「Writing on Writing」は、レーザーカッターでMDF合板に彫刻。一枚は、きのまま。もう一枚はトコノールで着色。
▼レーザーカッターの出力テスト

▼トコノールの黒色で着色

このあと、結局全体を塗り直したから、また後で写真を撮る。
と、彫刻を仕上げたけど、ちょっと早かったかな。クリティークは金曜日。
▼底辺30cm、自立式、10万の価値がある彫刻作品というのがお題

▼先っちょに、USBケーブル

あと、そうだ忘れるところだった。フォントを100個作ってみたんだ、そうだった。
さて、7日目。
今まで、ぼんやりと感覚的に理解はしていたけどはっきりとは見えてなかったものが、次第に見えてくるようになってきた気がする。プロセスが見えてきた。思考のプロセスと、制作のプロセス。
レクチャーの細かいところは矛盾があったり、講師によって食い違ったりもするんだけど、根っこのところで目指すところは一緒だから、すごく良くわかる。良いものつくろうぜ、と。感覚と感受性を最大にして、日常のものごとからリズムやパターンを見つける。作品の工程は、ひとつづつ段階を追って。
個人的には、今回10日間という限られた時間の中でのワークショップだから、スピードもある程度重要になってくる。課題は、脊髄反射的にもりもりこなす。それでも、まだまだ時間が足りない。覚えたい事がまだまだたくさんある。これから、一生かけて、ひとつひとつ積み上げていくしかない。
ようやく、スタート地点に立てたような気がする。
by t0maki
| 2015-02-24 21:57
| アート
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