電子ブーブークッションをつくったった
2015年 02月 19日

クリエイティブの限界に挑戦するワークショップ。世界で活躍するtomatoの講師陣を迎え、次々と出される課題と、作品に対する鋭い講評。10日間のワークショップも既に4日目。真剣に取り組む参加者にもそろそろ疲労の色が。
そこに鳴り響く、オナラ。
何度も、何度も繰り返される、オナラ。
執拗に鳴り止まない、オナラ。
誰が聞いてもまごうこと無き、オ、ナ、ラ!
Esinのワークショップ4日目。電子回路をつかった工作で、ブーブークッションをつくったった。
いやー、楽しかった。電子回路を使った工作、実は初めて。Arduinoをやりたいとずっと思ってたんですけどね、やる機会がなく。今回使ったのは、Makey Makeyっていう、電子工作キット。子供でも遊べるように作られてますが、プログラミングとか、キーボードアクションとか、センサーとか、結構本格的。
ホイって渡されて、「こんなんつくれるよー」って動画を見せられた後、コンセプトをドローイングに起こし、必要な材料を揃えて、音声を準備し、プログラミングと実装まで、だいたい2時間くらいで完成。そのプロセスがめちゃめちゃ楽しかった。おバカな作品をちゃっちゃとつくった後は、みんなのお手伝いをしました。僕のおバカな作品と違って、皆さんさすが。
▼オレがつくった作品はこちら。電子回路のブーブークッション。ワークショップの会場に響き渡るオナラの音!なんか、やり切った感。

▼持つ位置によって、10種類の動物の鳴き声。チャーミングな作品。音入れも自分でっていうのがステキ。

▼手のジェスチャーで会話ができるという作品。電話番号教えてよーっていうジェスチャーもある!これは面白い。

▼このパフォーマンスは面白かったなー。音楽とパフォーミングアートが結びついた感じ。

▼陣取りゲーム的な。こんなゲームも手元にある素材でつくれちゃうのは面白い。

電子回路は、ジョエルの課題。
で、ジョンの課題は引き続き、行き帰りのジャーニーと、フィネガンズ ウェイクと、あとはフォント制作。
ジャーニーは、まぁいろいろやっとります。行き帰りの音声を拾って活字にしたり、ブログを書いたりも。フリーライティングもやったな。
あと、フォントは昨日ワンセットつくったので、今日見せた。もっとつくる。実際にフォント化もしたいけど。
昨夜、フィネガンズ ウェイクを夜中の2時に読んでたら、突然言葉が空中分解し出して、なんかに似てるなと思ったら、以前つくった僕のこの作品。140万文字のキューブ。これを見せてきました。

と、カメラオブスキュラの話題が出たので、ついでに自作のピンホールカメラのプロトタイプも。

優れたクリエイターになるには、みんなに興味をもってもらえるような人間にならなければならない。誰かに興味を持ってもらうためには、自分も何か興味を持っていなければならない。興味を持って取り組めば、周りからも興味を持ってもらえる。ジョンのこんな話が印象に残りました。Interestingになるには、Interestedを見つけろ、とか。
やべーよ、ワークショップ、楽しいよ。なんかね、いろんなものがクリアになって、繋がってく感じ。終わって欲しくないのだけど、明日はもう折り返し地点。
ずっとやっていたい。
by t0maki
| 2015-02-19 23:05
| アート
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