シェアする落語 vol.8 柳亭小痴楽さん

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『シェアする落語 vol.8』に登場したのは、柳亭小痴楽さん。26歳、若いなー、とか言ってる自分が年取った気がしますが。
五代目痴楽さんのご子息。三代目小痴楽ってことで、落語の血脈を受け継ぐゴリゴリの落語家さんのイメージかと思いきや、いやホント若い!さっきから若い若いしか言ってないですが、まずはそんな印象でした。で、懇親会などでお話を伺ってると、若さゆえのまっすぐさというか、落語に対してはほんとうに真摯な気持ちで取り組んでいらっしゃるんだなぁ、と。
お父様が倒れてしまったために前座修業に出たり、戻ったり、波乱万丈。伝統ある落語家の家系でありながらも、なにかこう新しい旋風を巻き起こそうとしてるのかな、と、短い時間しかお話を伺ってないので、僕の単なる勝手なイメージかもしれないですが。今後も楽しみな落語家さんです。
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『シェアする落語』も、今回でもう8回め。そのうち、僕が参加したのは4回。毎回、個性あふれる落語家さんのバラエティ豊かな落語が聞けて、毎回楽しみにしています。
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「シェア」ができる落語っていうのが、この会のコンセプト。このシェアには2つの意味があって、ひとつは会場で、あるいはその後の落語家さんを交えた懇親会などで、リアルに落語やそれにまつわる話をその場にいる人たちと共有するということ。そして、もう一つは、ソーシャルやブログなどで、拡散するシェア。このブログも、そんなシェアのひとつです。
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やっぱり、生の落語は良いですね。知り合いにお勧めしてもらった池袋の寄席にも行ってみたいなと思いつつ。

それにしても、シェアする落語は懇親会でポンポンでてくる話が面白くって、ここでは書けない師匠型の逸話とか、着物の生地でテレビ映えするのは発色がはっきりしてるポリエステルの方だっていうトリビアだったり、小痴楽さんが収入の3分の1くらいを着物や衣装代に充ててるなんて話が面白いわけですよ。居酒屋での話は尽きない。

今回も堪能しました。ありがとうございました。
by t0maki | 2015-02-01 13:51 | ブロガーイベント | Comments(0)