【iWire】 クジラ肉がお店で食べられる理由

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iWire(インフルエンサーワイヤー)っていうバズメディアに登録してて、たまにニューズレターが僕のところにも届きます。
無味乾燥なプレスリリースとは違って、このニューズレターは「話題づくりのエキスパート」が外部編集委員として記事作りに携わっていて、「どうこれ、ブログネタに良いでしょ」っていう記事が届くことになってます。いつも楽しく拝読して記事を書いてるのですが、たまに「え?」っていうような情報ソースでなんか話の持ってきかたが強引だったり、「で?」っていうようなゆるふわでとらえどころのない記事だったりもしますが、iWireっていう企画自体は面白くて、応援したいので、とりあえず来た球は全部打ち返す勢いでブログ記事書いてます。

今回、第14回目の配信。14回目の執筆。

インフルエンサーワイヤー(iWire)第14号
http://influencerwire.com/newsletter/vol/vol14/index.html


「クジラ肉」っていう、まただいぶセンシティブなトピックで、どう書いて良いか悩みますね……。
とりあえず、あいかわらずニューズレターの空気読まずに勝手に自分の好きなように書いていきますが、「捕鯨禁止のはずなのになんて店頭にクジラ肉が並んでるのか」という、素朴な疑問の答えから。

捕獲禁止なのに、その肉が食べられるって、不思議じゃありません?
象牙とかだったら、「この象牙は狩猟禁止になる以前に捕獲されたものです」って言うことができるけど、肉ってさすがに「今も獲ってる」ってことじゃないですか。なんとなく、「栽培禁止の大麻がお店で普通に売ってる」くらいの不思議な感じ。もちろん、大麻は売ってないけど。

で、調べてみた。答えは簡単。「調査捕鯨」です。
現在、販売してたり、お店で食べられるクジラ肉は全部、「調査捕鯨」で捕まえたクジラなのです。
捕まえたクジラを調査して、で、余ったお肉はどうしようか、と。さすがに「スタッフがおいしくいただきました」というには量が多すぎるので、流通して、販売して、それで得た収益は調査費用に回す、というわけ。
誰でも捕鯨できるわけではなく、年間に捕まえられるクジラの数も決められています。
なので、お店で売ってるクジラ肉は、違法の密漁肉などではなく、きちんと正規のルートで合法的に販売されてるお肉ですよ、と。ひとに見つからないようにこそこそ食べる必要はありません。


と、ここで、記事終わろうとしたのですが、やっぱり書いとくかな。
「捕鯨反対?それとも賛成?」っていう問題。

僕が子供の頃は、普通に給食でクジラ肉の料理が出たりして、あまり何も気にせずに食べてました。
出されたら食べるし、でも無きゃ無いで全然困らない。

お肉って、スーパーでパック詰めになって売っているイメージなんですよね。だから、クジラに限らず、食肉用の家畜が屠殺される現場とか、映像とかで目にするとかなりショックを受けます。

なので、「捕鯨反対」は十分に理解できます。一方で、日本伝統の捕鯨の文化ってのがあって、それを守ろうとするのも理解できるし、そもそもクジラがダメなら他の家畜の肉もダメなのか?みたいな議論もある。

そういうのも踏まえ、僕は今のところ、現状の知識と感覚では、「捕鯨反対」ではない。まぁ、無くても良いくらいなので積極的に「捕鯨賛成!!」とも言わないけど、捕鯨はあっても良いかな、と思っています。

僕は肉を食べます。今日も、チキンカレーをいただきました。
でも、そのチキンは、単なる「肉」ではなく、もともとはちゃんと生きていたニワトリなんですよね。当たり前ですけど。
その命を自分の身体に取り込むとき、「命を分けてもらってる」ってことをちょっと頭の片隅で考えるって、大事なことなのだな、と。

そんなことを考えました。

相変わらずニューズレターとあんまり関係ないことを書いてますが……。

クジラ肉、しばらく食べてないなぁ。


インフルエンサーワイヤー
by t0maki | 2014-08-30 02:08 | PR広告 | Comments(0)