【iWire】 ネイマールの本を読んで考えたこととか
2014年 08月 18日
iWireのご担当者さんから「ネイマール 父の教え、僕の生きかた」(徳間書店刊)の書籍をいただいて、ちょっとだけ読もうと思ったら意外と面白くて、結局全部一気に読んでしまいました。
サッカーブラジル代表のネイマールと、その父(同じくネイマール)のインタビューをもとにして書かれた本。
▼前回の記事
ネイマールの本を読んで、あの記者会見の涙が理解できた : 日曜アーティストの工房
http://tomaki.exblog.jp/22482516/
実は、iWireさんから本をいただいたにも関わらず、ニューズレターを読む前に本を先に読んでしまったので、今回はあらためてiWireのニューズレターを受けての記事を書きます。
インフルエンサーワイヤー(iWire)第13号
http://influencerwire.com/newsletter/vol/vol13/index.html
まぁでも、プレスリリース自体は、本の紹介を除くと「Twitterでの評判」が書かれているだけなので、5月以降一気にTweet数が伸びてて人気だよね、と。そんなに書くことない。
というわけで、ニューズレターとは関係無しに、書籍の感想で前回書き残したことを書いてしまうと、ひとつには「死に直面すると、生きることの意味を理解できる」っていうこと。ネイマール一家は、ネイマールがまだ幼い頃に九死に一生を得るような自動車事故に巻き込まれる。ネイマール自身もチャイルドシートから飛ばされて怪我をしたし、サッカー選手だったネイマール父もそのせいで選手生命を脅かすような重症を負った。この経験が、なにかしらネイマール親子のその後の人生に影響を与えているのではないかと思う。簡単に言うと、「今を生きる」ことにつながるんだろうと思うけど、それだけでなく、終わりを意識することで今やるべきことが見えてくるってあると思う。自分も、肺を壊したときに呼吸ができずに死を意識したことがあって、朦朧とする意識の中で「呼吸する努力を止めたら死ぬ」っていうところで、生きていた頃の価値観がたまねぎをどんどん剥いてくかのようにボロボロと剥がれ落ちてくのを感じて、生きていくことの本当の意味を多少なりと理解しました。「臨死体験をしろ」ってオススメするわけではないし、できれば死神となるべく遠いところで暮らしていければ幸せなのかもしてないけど、そんな風にある意味「生きることの意味」とか考えながら生きてく人もいるよね、と。
もうひとつ、「プロとアマチュア」について。
ここでも、ネイマール父の逸話になるんだけど、プロサッカー選手であった父も、不幸な事故のこともあって、やがて引退の時がくる。サッカーで生計を立てることはできなくなるんだけど、それでも「草サッカー」を続けるわけですよ。プロとして一流のチームに入って、一流の人たちと競い合って練習し、最高の環境でプレイできればすばらしいけど、でもサッカーが好きであればどこでもプレイできる。でもやっぱり、プロとしてプレイすることと、アマチュアとしてプレイすることは、異なることなんだろうな、と。どっちが良いかは人それぞれ。サッカーが好きであれば、プロであろうがアマチュアであろうがプレイできることが喜びだし、続けられることが幸運なのだろうな、と。
そんなことを「日曜アーティスト」である私は思うわけですよ。
ネイマールの本からはだいぶ離れたけど、ここらへんが前回書き残してたこと。
なんか、すっきりした。
ネイマール: 父の教え、僕の生きかた (一般書)
by t0maki
| 2014-08-18 20:14
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