「国立新美術館」がフォトジェニックな件

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それにしてもまぁなんとも「国立新美術館」って建物がかっこいいよね。
建物が良い感じだと、そこ行ってシャッター押すだけで良い感じの写真が撮れるよね。

博物館内


うねる外壁


丸い外壁


空と外壁


ふと思うんですよ。「良い写真」って何かなぁ、と。
世界には、すっごい「フォトジェニック」なスポットがいくつかあって、もう、そこに行きさえすればたいていの人が良い写真が撮れるっていう。世界遺産的なところであったり、自然が満ち満ちていたりとか廃墟や工場みたいな建造物とか。

良い写真家っていうのは、センスがあるとか技術があるとか機材を持ってるとかいろんな条件があるんだろうけど、そういう「フォトジェニック」を自分で見つけられる人なのではないだろうか、と、最近思ったりもしているのです。

と、まぁ、僕みたくいっつもスマホかトイカメラばっかりで写真撮ってて、たまに気合入れる時は「コンデジ」で撮るだけの、特にセンスもなく技術も機材も乏しい人間は、ただ単に写真を撮るのが好きで撮ってるっていうだけですけどね。たくさん撮ってれば、中にはちょこっとそれなりの写真も混ざってるってだけ。

こないだ大学で教えたときにプレゼン資料づくりしてて思い出したんだけど、そういえば僕、写真が海外の写真集に載ったことがあったんですよ。Fotologの写真集。なんてことはない、自作の針穴ピンホールカメラをつくって写真を撮った作品をアップしてたら、本に載せても良いですかー?って。たぶん、1000枚くらい掲載されているうちの一枚だし、ギャラも印税もないし、むしろ自腹でその写真集を購入したけど、それはそれでよい経験。一つだけ誇りに思うのは、その1000枚くらいある掲載写真の中で、ボクの写真が一番安いカメラで撮影したと思う。一眼レフじゃない。コンデジでもなく、トイカメラですらない。針穴カメラなんだけど、フィルムケースに穴をあけただけっていう。
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そんなんでも、写真は撮れるんだよ。で、それをコツコツ続けてて、ネットで公開し続けてると、海外の写真集に載るっていう貴重な体験ができたりする、と。

えーと、何が言いたかったんだっけ?
あ、そうそう。

写真は楽しいよ。
by t0maki | 2014-06-12 21:27 | アート>写真 | Comments(0)