三遊亭粋歌さんの落語を堪能しつつ、ストーリーテリングについて話を伺ってきました

三遊亭粋歌さんが誰かに似てると思ったら、うちの会社の元同僚の女性に雰囲気が似てる。Facebookに写真をアップした時に、タグ付けのレコメンドに出てきて、「あぁ、確かに似てるわ」、と。見た目はよく会社にいるような感じなのに、いったん落語が始まると、聴いてるこちらはどんどんストーリーに引き込まれていく。
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師匠に弟子入りする前は、普通に会社の総務部人事課でOLさんをやってらしたとのこと。そして、その体験は落語のストーリーにも活かされていて、『影の人事課』っていう作品は、使えない部下と、もっと使えない上司に挟まれて残業に追われるオフィスワーカーの悲哀みたいなのがリアルに伝わってきて面白い話でした。

今日は、今回五回目の開催となる四家さん主催の『シェアする落語』を見てきました。「あなたにシェアしたい、あなたにもシェアしてほしい」っていうコンセプトで、みんなで落語を楽しみつつ、ソーシャルメディアやブログでも共有しよう、っていう企画。僕は参加するのは第三回に続き今回ニ回目。

改めて思うのは、やっぱり落語は面白いな、と。目の前でストーリーが語られるエンターテインメント。臨場感と迫力があります。

今回は、粋歌さんによる、新作落語三本。前述の『影の人事課』という作品の他、息子のバイトに母親が付いてくる『コンビニ参観』、甥の告白を手助けしているようでしていない妖艶な独身女が登場する『恋するヘビ女』など、いずれも現代を舞台にしたストーリー。堪能しました。

粋歌さんはご自分でも落語を書くとのことで、懇親会でお話する機会に、OL時代にシナリオの勉強をしたお話を伺いました。ちょうど今、僕も個人的に「ストーリーテリング」に興味があったので、物語には「パターン」があるというお話や、シナリオと落語の共通点など、面白いお話をいろいろ伺うことができました。僕も、ストーリー作品をつくってみたいな。シナリオの勉強をしに行こうかな。

会社勤めの経験を活かして、なりたかった落語家として活躍する粋歌さん、かっこいいです。
by t0maki | 2014-05-17 21:17 | ブロガーイベント | Comments(0)