普通免許で公道を走れるミニカー「アキバカート」でスカイツリーや皇居の周りをドライブしてきた
2013年 11月 18日
小学生の頃のこと。家族で訪れたアミューズメントパークで小型のバギーに乗りました。本物のエンジンで走るやつ。アクセル踏みこむと、結構スピード出る感じの。
それまで、デパートの屋上で電動カートくらいしか乗ったことがなかった僕は、その「ホンモノ」の車にえらく感動して、コース1回走っただけでは物足りず、もう一度列に並んで2回目乗って、ホントはもっと乗りたかったけどお金がかかるからそれ以上乗りたいって言えなくて、そしたらパークのスタッフの人が「もう一回乗るか?」って言ってくれて思いがけず3回目はただで乗せてもらえたっていう思い出。すごくうれしくて、30年近くも経ってもまだ覚えてる。
今日は、「ケータイ会議」のブロガー仲間たちと、普通免許で公道を走れるカートに乗りました。一般の車に混じって、まるでおもちゃみたいな小さな車両に乗り込んで、スカイツリーや皇居の周りをドライブしてきましたよ、と。
正確には、「ミニカー」っていうカテゴリに分類されるみたいですね。この車、「道路交通法」的には普通自動車なのですが、「道路運送車両法」では原動機付自転車の扱いなんだって。だから、原付のエンジンだけどヘルメット無しで乗れる、と。ちなみに、車両にシートベルトも付いてなかったので、もうホント、「この車で公道走って良いの?」って感じの車なのですが、しっかり公道を走れる合法の車両です。スピードもばっちり時速60kmくらい出ます。
それにしても、面白いこの車。
実際に乗ってみて、もうホント、目線の高さが地面すれすれ。リビングのソファに座ってるくらいの姿勢のまま、時速数十キロで道路を走るんだよ。地面の凹凸やエンジンの振動が直に伝わってくる感じ。風防も屋根もないむき出しの状態だから、外の景色が360度見渡せるし、信号待ちの時なんかは前後の車両の人たちと普通に会話ができたり。
アクセルは右足、ブレーキが左足。サイドブレーキも付いてる。ギアは前進(フォーワード)、後進(リバース)とニュートラルだけ。小さなハンドルは重ステ(パワーステアリング無し)で、ウインカーは手動で戻すタイプ。最小限の計器しかなくて、速度計は付いてるけど燃料計はないから残量見るのは手動。ガスタンクの蓋開けて、チューブを差し込んでガソリン残量を確認する感じ。
でも、予備燃料積んでるから、ガス欠になっても10kmは走れるって。
そこそこ重量はあるけど、フロントのバンパー持って、「よっこいしょ」って引っ張ると、普通に持ちあがる。
それにしても、なんとも不思議で奇妙な車。
周りの歩行者の人も、車に乗ってる人も、物珍しそうに僕らの隊列を見て手を振ったり、写真を撮ったりしてました。
夕暮れ時の都心、風を感じながらエンジンをブイブイ言わせて、みんなで走ってたら、小学生の頃に初めて乗ったバギーのことを思い出しました。
なんとも幸せで、楽しい時間でした。
アキバカート
http://akibanavi.net/
X-Kart 50 - 公道カート (株)メカニカ
http://www.x-kart.com/
今回の写真は、現在ケータイ会議 NX!!でブログレビュー中の「ARROWS NX(F-01F)」を使って撮影し、Instagramで加工しました。他のブロガーさん達の記事も、こちらのバナーからどうぞ!
実は今回、国内で公道走ったのが10年以上ぶりで、かなり緊張しながら走ってたので走行中にスマホでナビとか動画撮影とかそういう企画は余裕がないので一切やらず、ひたすら安全運転で走りました……。
by t0maki
| 2013-11-18 02:02
| モニターレビュー>ケータイ会議
|
Comments(0)