Android4.2標準の写真編集機能が意外とすごいのでまとめ
2013年 07月 02日

「ARROWS NX(F-06E)」使ってみてびっくりしたのは、カメラ機能はシンプルになってるけど、撮った後の写真編集機能がやたら充実しているということ。ちょっとした画像編集アプリよりもリッチな感じ。
ギャラリーから写真を選ぶと、左下に丸が三つ重なったようなアイコンが出てくるので、そこをタップすると編集画面に入れます。
というわけで、9種類のエフェクト、8種類の額縁、7種類の画像加工、11種類の色調整機能をまるっとすべて紹介。
■9種類のエフェクト機能
あらかじめ用意されたプリセットのエフェクト全9種類。
・パンチ
┗濃淡強く。パンチを効かせる?
・ヴィンテージ
┗彩度を下げて、コントラスト低め。古い写真みたいな加工。
・モノクロ
┗白黒加工。
・ブリーチ
┗彩度を落として、漂白した感じ。
・インスタント
┗インスタントカメラのような。コントラスト高め。
・ラテ
┗茶系のモノトーン。粒子の荒い感じも。
・青
┗影も含めて青系を強く。ただし、全く青だけではない。
・リトグラフ
┗リトグラフ版画風。色味が落ち着いて、粒子も荒くなる。
・Xプロセス
┗クロスプロセス風。明るいところの色が鮮やかになったりします。
■8種類の額縁
画像に額縁(フレーム)をつけます。ちなみに、個々の額縁には名前がついていないので、どの額縁を適応しても「履歴」をみると「境界」って文字がひたすら並ぶのでわかりづらい…。
・ポラロイド転写風
・イメージトランスファー風(ペイント風エッジ)
・黒角縁
・黒丸縁
・白角縁
・白丸縁
・クリーム角縁
・クリーム丸縁
■7種類の画像加工
回転や切り抜き、反転などの画像加工の他、手書きやホワイトボードの処理、ポートレイトの加工なども。
・傾き調整
┗1度単位で画面回転
・切り抜き
┗フリーハンドで切り抜きの他、縦横比を1:1、4:3、3:4、5:7、7:5に固定して切り抜きも可能。
・回転
┗90度単位で画面回転
・鏡
┗水平反転と、垂直反転。スワイプで操作。
・歪み補正
┗歪みを補正する。「手書きメモ」「活字文書」から編集方法を選択。
・ホワイトボード補正
┗ホワイトボードの写真を撮った時、判読しやすいように加工。
・ふんわりくっきり
┗「ふんわり」と「くっきり」のどちらかを選べます。アイコンから察するに、ポートレイト撮影なんかに使える効果でしょうね。
■11種類の色調整機能
冒頭のエフェクトは予め組み合わせてあるプリセットだが、こちらはもっと細かく個々の画像調整ができる。
・自動色補正
┗色味を自動で補正。色が偏っている被写体には適しません。
・露出
┗露出(明るさ)を-100~+100のスライダーで調整。
・周辺減光
┗周辺を暗くしたり(トンネル効果)、明るくフェードしたり。-100~+100のスライダー。
・コントラスト
┗明暗のコントラストを-100~+100のスライダーで増減。
・影
┗影の部分を明るく(+100まで)したり、暗く(-100まで)したり。スライダー。
・自然な彩度
┗彩度を調整。ビビッドが+100まで、フェードが-100までのスライダー方式。後述の「彩度」よりもコントラストを保って微細な感じ。
・シャープネス
┗シャープ(+100まで)とぼかし(-100まで)。
・カーブ
┗いわゆる、トーンカーブ。RGB一括の他、赤(R)のみ、緑(G)のみ、青(B)のみの選択もできる。タップでポイント追加。枠外ドラッグでポイント削除。
・色彩
┗色相を変更。-180~+180(計360度)のスライダーで調整。
・彩度
┗彩度を調整。前述の「自然な彩度」よりがっつり変わる感じ。-100~+100のスライダー。
・白黒フィルタ
┗白黒に加工する。グレイの中心をどこにするか、-100~+100のスライダーで調整可能。
■その他
メニューから「もとに戻す(Undo)」「やり直し(Redo)」「リセット」と「履歴を表示する」の操作ができる。画像エリアのスワイプでも「履歴」の表示と非表示が可能。
これ、全部使いこなすとかなりいろんな画像加工ができると思います。
スマホで撮影した写真を、SNSに投稿する前にちょっといじったりなど。
これがAndroid4.2のデフォルト機能としてついてくるのは、良いですね。

by t0maki
| 2013-07-02 21:00
| モニターレビュー>ケータイ会議
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