「ARROWS NX(F-06E)」画面の色味などをいろいろいじってみたのでまとめ

「ARROWS NX(F－06E)」で撮った写真をギャラリーで見るのとアプリで見るのとで色味が違ってたので、気になってたんですね。
どうやら原因は端末の画面設定のせいだったらしいことが判明したので、まとめておきます。

僕の場合は、「あわせるビュー」と「静止画補正」あたりを変えたら、うまく調整できました。

ここで注意したいのは、ディスプレイの設定をいろいろ変えると画面の見え方が変わりますが、写真データ自体の色調や画質が変わるわけではないこと。
例えば、画面を目に優しい「ブルーライトカットモード」にしたとしても、写真画像データが黄色っぽくなるわけではありません。あくまで、ディスプレイの見え方が変わるだけ。

というわけで、スマホで写真を撮影して、InstagramやFacebookなどにアップする人は、こういう画面の特性を覚えておいて損はないかと。せっかく良い写真が撮れたと思ってアップしたら明るさや色がくすんでた、なんてことが無いように。

とにかく、いろいろな設定があるので、組み合わせ技で個人や用途に合わせてベストな見え方を試してみてください。

あわせるビュー

年齢に合わせて、画面の色合いを調整。年取ると青が識別しづらくなるらしいので、ディスプレイの見え方に「青味」を足してくれるんだって。ただこれが、なぜかギャラリーには反映されず、写真の色味がギャラリーとアプリとでちぐはぐなことに。（追記：ギャラリーは「静止画補正」の設定が優先されるらしい。複数の設定をしたときに、どちらが優位なのかってところもポイントになりそうですね。）設定をオフにしたら、色のちぐはぐさは解消されましたが、なんか年寄り扱いされた気分（←実際にそういう年齢なのだが…）。
[本体設定]＞ユーザー設定の[その他...]＞[自分からだ設定]＞[あわせるビュー]にチェック

静止画補正

静止画（ギャラリー）の画質補正をする設定です。パスタの写真で比べてみたら、少し鮮やかに（おいしそうに）見えました。「忠実色再現」の設定なのですが、たまに白色とか「その色ちょっと変じゃない？」って色味になったりすることも。写真のデータを補正するのではなく、単に液晶の色味を調整するだけなので、オン／オフしてもカメラ機能に影響はありません。ちなみに、僕はいったんオフにしました。写真をアップしてシェアする際に、他の人の画面で色味が違って見えるのは嫌なので。
[本体設定]＞[マルチメディア]＞[静止画補正]にチェック

ブルーライトカットモード

画面から発せられるブルーライト（青い光）を弱くする、目に優しい設定。必然的に画面が黄色っぽくなりますね。ただ、前述の「あわせるビュー」でそもそも青くしている画面をブルーライトカットすると、なんだかややこしいことになる気がする。
[本体設定]＞[ディスプレイ]＞[ブルーライトカットモード]にチェック

画面の明るさ

周囲の状況に応じて明るさを自動調整します。明るさを感知するセンサー（RGBセンサー）が端末上部の左側（インカメの反対側あたり）にあるので、ここに当たる光の量で画面の明るさが変わるようです。僕はなんとなく、真ん中くらいの設定にしています。夜とか、「うわ、まぶしい」って時は、下げます。
[本体設定]＞[ディスプレイ]＞[画面の明るさ]＞[明るさを自動調整]にチェックを付け、スライダーで調節

インテリカラー

蛍光灯、電球、太陽光など、周囲の光の状態にあわせて、画面の色味を自動で調整する設定。これも、RGBセンサーを使っているようですね。「インテリ」ってなんとなく高学歴知識人みたいなイメージですが、単純にインテリジェントの略でしょう。設定はお好みでどうぞ。
[本体設定]＞[ディスプレイ]＞[インテリカラー]にチェック

スーパークリアモード

屋外にいることを照度センサーで検知し、画面が見やすくなるように輝度とコントラストを自動調整します。屋外で端末を操作するなら必須の設定ですね。
[本体設定]＞[ディスプレイ]＞[画面の明るさ]＞[スーパークリアモード]にチェック

プライバシービュー

周りの人から画面を見えにくくする。当然、自分も見にくい……。ちなみに、「プライバシーモード」とは別もの。
[本体設定]＞[ディスプレイ]＞[プライバシービュー]にチェック


ざっとこんなもんですかね。それにしても、いろいろありますねぇ。
一個一個設定していくのがタイヘンなのと、それを設定すると具体的にどう変わるかが分かりづらかったりするので、例えば「写真撮影好きのおじさんで、撮った写真を共有することが多い場合の設定」とか一括でまるっと設定してくれる機能があるとうれしい……。少なくとも、「あなたにお勧めの設定はこちら」みたいなのがあったらなぁ。

今日はそんな感じで。