【PR】旅の余韻に浸りつつ、余市「マイウイスキーづくり」の思い出など

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余市の「マイウイスキーづくり」の旅から10日も経っていますが、いまだにかなり鮮明に旅の光景を思い浮かべたり。あの、二号貯蔵庫でこれから10年の時を刻むぼくらのウイスキーに想いを馳せたりしつつ。

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アサヒビール株式会社さん主催のイベントに参加して、余市のニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所に行ってきたブログ記事を少しずつ書いています。

小樽への道のり
http://tomaki.exblog.jp/17853447

余市の探険隊
http://tomaki.exblog.jp/17858627

38歳の誕生日を余市で迎えました
http://tomaki.exblog.jp/17898923

ウイスキーと宇宙
http://tomaki.exblog.jp/17898984

10年後に届くニッカウヰスキー北海道工場「マイウイスキー」づくり体験
http://tomaki.exblog.jp/17899075

余市で10年後に届くウイスキーをつくりながら考えたこと
http://tomaki.exblog.jp/17899674

小樽の写真をPixlrで加工して
http://tomaki.exblog.jp/17902194


今日は、思い出の余韻に浸りつつ、写真でも並べたりしながら、ブログ記事を書こうかな、と。
いきなり時系列無視して一番印象に残った場面を出してしまいますけど、なんと言っても圧巻だったのがこの樽の内側を焼く工程。

▼最初、青い炎が立ち上ったのは、アルコールが燃えた色。
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▼大量の火の粉が舞い上がります。
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▼火の勢いはさらに激しく、樽の横穴からも炎が噴出しています。
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▼そして、速やかに鎮火、と。
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このシーンを見ただけで、もうすっかりウイスキーのファンになってしまいましたよ。

僕がなぜ、今回こんなにもウイスキーづくりに魅了されたかというと、それが近代的な施設で最新のテクノロジーを用いてつくっている部分もありつつ、結局最後は自然に育まれて熟成されるものだと知ったから。

ちょうど、それは僕が大学の時に出会って一気に引き込まれていった陶芸彫刻とも似ています。
"火、水、土、空気"っていう四つのエレメント。古代の哲学者達が考えていた「四大元素」ですね。陶芸にも、ウイスキーづくりにも、この四つの要素が非常に大切なのです。ちなみに、僕が学生時代に開いた個展のタイトルが、"Fire, Water, Earth and Air"だったっていうエピソードは、まぁとりあえず置いといて……。

さて、ウイスキーづくりは、ピートっていう泥状の炭で大麦を燻すところから始まります。
現在は、海外で燻した麦を輸入して使っているので、実際にこの作業を商用のウイスキーに対して国内で行うことはないそうですが、今回のマイウイスキー体験ではこの作業も実際に体験することができます。
乾燥させ、香り付けをする作業は、「キルン塔」という建物で行われます。建物全体が三角形の形をしていて、中に入ると濛々とピートの煙が立ちこめています。つなぎを来てヘルメットをかぶった僕たちは、なんとなく「探検隊」のような感じで大麦と一緒にしっかりと燻されてきましたよ。屋根の隙間から光の筋が差し込んで来て、それはそれは神秘的な光景でした。

ちなみに、陶芸窯も英語でキルン(kiln)と言います。「キルン塔」と語源は一緒でしょうね。

▼三角屋根のキルン塔
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▼これが、ピート。現在も、社員の方が北海道で採取しているそうです。
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▼もうもうと立ちこめる煙と、燻される大麦(と、オレたち)
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▼そして、屋根の隙間から差し込む光の筋
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そして、ウイスキーづくりの工程はこの後、粉砕、糖化、発酵、樽詰めから熟成へ、と。長くなりそうなので続きはまた次回。

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by t0maki | 2012-05-03 23:05 | ブロガーイベント | Comments(0)