英語で「シャドー」するのにオススメの映画3作品

先日、英語アプリのイベントに参加した際、「シャドーイング学習」っていう語学の勉強法について聞いたのですね。誰かが喋っているのを聞きながら、同時にその真似をして発音するっていう。

もちろん、アプリとか教材を使ってやるのも効率的ですが、これを映画でやったときに、どんな作品が良いかなぁというのを考えて、勝手に3つほどピックアップしてみました。


『ダイ・ハード』


僕はこの映画を観て、「あぁ、やっぱ映画は吹き替えじゃ無くてオリジナルの音声で観なきゃだめだなぁ」って感じました。最初2回くらいテレビの吹き替えでみて、声優さんが違うとやっぱり臨場感が違うなぁとか思ったんですが、留学中に英語で観てぶっとんだという。息づかいとかもそうなんですが、英語のアクセント(訛り)が効果的に使われていて、それがキャラクターの個性を強調するのに役立っている、と。主役のマクレーンと悪役のハンス初めてリアルに対面する際、ハンスがあえてそれまでのドイツ風アクセントじゃ無く、アメリカアクセントで喋って人質のフリをするんですよ。このシーンはぜひ英語音声で観てください。他にも、全編を通していろんな国籍や人種の登場人物がいるので、そんな英語の違いを聞き分けるためにも、この作品はシャドーイング学習に最適だと思います。


『カーズ2』


アニメーション映画のセリフって、聞き取りやすいのでシャドーイング学習に向いていると思います。特に、このカーズ2は、英国スパイのブリティッシュアクセントと、レッカー車のメーターがしゃべるアメリカ南部っぽい訛りが面白いコントラストになってて、両方の違いが聞けるのが良いです。実は、英国製スパイグッズの誤作動とかも、この英国とアメリカの英語の違いのせいだったりっていう細かいギャグが。シャドーイング学習っていうのは、自分がしゃべりたい英語だけを使うのでは無く、あくまで言葉と音を頭の中でつなげる作業なので、なるべくいろんなタイプの英語に触れた方が良いですよ。


『ウェイキング・ライフ』


この作品は個人的に好きな映画。「シャドーイング学習」っていう言葉を知る前から、僕はこの映画を使ってセリフを繰り返す練習をしてました。この映画の良いところは、会話がすごく自然で、役者さんがセリフを読み上げる感じがあまりなく、むしろ街角で喋ってる様子をそのまま録音したような演出だということ。それと、登場登場人物が次々と入れ替わるので、いろんなしゃべり方が聞けます。イーサン・ホークとジョリー・デルピーとか、スティーブン・ソダーバーグとか、時々有名人も出てきたりします。


ということで、英語のシャドーイング学習に役立つと思う映画作品を3作勝手にピックアップしてみました。
なんだかんだ言っても、英語を身につける唯一にして絶対の方法は、「なるべくたくさん英語に触れること」です。

やっぱり、使わないと忘れるので、僕ももっと英語を使う機会を増やさないと……。
by t0maki | 2012-01-23 00:00 | ライフスタイル>映画・書籍 | Comments(0)