青山「スパイラル(SPIRAL)」と高野長英の意外な繋がり
2011年 09月 29日

青山の「スパイラル(SPIRAL)」は何度か行ったことあるんですけど、アート的なイベントをやってたり、二階の文房具屋さんが素敵だったり、そして道路に面した休憩スペースがかなり快適だったりするのが魅力の複合文化施設なワケですが、こないだちょっとした調べ物をしていたらこの場所についての意外な事実が判明して、びっくりして急遽改めて訪れてみた次第です。
って言うのも、このSPIRALが建ってる場所は、昔、青山百人町って呼ばれてて、「高野長英先生隠れ家」があったらしく、今でのその石碑がビルの表参道寄りの柱に埋め込まれてる、というハナシ。
今まで何度も訪れたことあるのに、全然知らなかった!
で、改めて訪れると……うむ、確かにあるよ。その石碑。

高野長英って言えば、幕末の蘭学者であり、医者でもあるんだけど、脱獄して逃亡生活中に硝酸で顔を焼いたっていうエピソードが強烈で、なんかこう、江戸時代の妖怪画みたいな肖像画とかもアレだけど、とにかくすさまじい人なのです。そんな人と、SPIRALが繋がっていたなんて……。
こんな風に、江戸の名残がいまでも青山のビルの一角に残ってるって、なんか面白いですよね。街歩きがもっと楽しくなりそう。
で、SPIRALの中にも入りましたが、ちょうど棚田康司さんの作品展が開催されていて、これがまたSPIRALのビルの構造とマッチしていてなかなか見応えのある作品展示になっていました。写真撮影OKということだったので、何枚か紹介。絵になるねぇ。



と、2階の文房具屋さん「SPIRAL MARKET」でツバメノートと水縞のコラボメモ帳があったので思わず衝動買い。

そんな1日でした。
SPIRAL
http://www.spiral.co.jp/
by t0maki
| 2011-09-29 00:00
| 乱文・雑文
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