【PR】『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』著者 カーマイン・ガロさんにお会いしました
2011年 07月 08日
日経BP社 主催の『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』刊行記念 著者来日イベント 「ジョブズ流を自分の力に!」に参加してきました。
会場が秋葉原っていうことで会社からも近いので、普通に仕事を抜け出して、スーツ姿のまま。
書籍持って行ったら参加費無料っていうんで、とりあえず英語の原書持ってったら、受付でやんわりと「原書はダメよ」って言われた……。まぁ、そうだよな。日経BPのイベントだもんな。きちんと2,000円払って、しっかり日本語訳の書籍も購入して参加しました。
さて、イベントの中身は著者のカーマイン・ガロさんのトークと、その後Evernote日本法人の会長 外村仁さんも交えたディスカッション、と。
「passion」と「vision」についてすごく考えさせられました。
「passion」があるから、すごいことが達成できる。
「vision」があるから、みんながついてくる、と。
でも、僕の中のダークでシニカルな部分が、「passion」がただの「delusion」だったらどうすんの?とか、「vision」と思ったら「illusion」だとしたら?とか、心の中で勝手にネガティブな突っ込みを入れてたんですが、カーマインさんが引用した一言でキレイに吹っ飛びました。
「No setback is never final」
「幸せのちから(The Pursuit of Happyness)」という映画のモデルになった、クリス・ガードナーさんの言葉だそうです。ホームレスから株式ブローカーとして成功し、実業家となった人。失敗しても、くじけそうになっても、それが終わりではない、と。
情熱を持ってあることに熱中していても、全然結果に結びつかないような時は、その夢がただの妄想なんじゃないかって不安になってくることってありますよね。ビジョンを持って進んでいる時だって、もしかしたらそれが幻影なのかもしれない、なんて。
パッションがデリュージョンだとしたら?ビジョンがイリュージョンだとしたら?
でも、それはそれで良いのかもな、と。諦めなければ良いんですよ。挫折しても、諦めなければそこで終わりではない。夢が単なる妄想だとしても、諦めずに追い続ければ良いのだ、と。
極端に言うと、個人的には結果なんてどうでも良いと思っています。どうでも良いってのはちょっと極端かな。えーと、パッションを抱きつつ、ビジョンを持って挑戦し続けるってのが大事なのだと思うのです。僕にとっての「成功」って、金を儲けるとか、有名になるってのでもなく、どんな状況でもどんな形であれ自分の本当にやりたいことを続けていくってこと。それだけ。
僕のパッションは「創作活動」です。単なるもの作りだけでなく、こうしていろんなことを体験して文章にしたり、おバカな企画を実行したり、そういう個人的で自由なクリエイティブ活動全て。
で、ビジョンは「一生作り続けること」。
スティーブ・ジョブズのように世界を変えるっていうのは難しいと思うけど、人生の終わりに振り返って「まぁいろいろあったけど、悪くない人生だった」って思えれば、それは僕にとっての成功です。
イベントの後の懇親会で、「原書」の方にしっかりカーマイン・ガロさんのサインをいただきました。前作の『The Presentation Secrets of Steve Jobs』にも。で、今回購入した日本語訳の方には、翻訳者の井口耕二さんのサインをいただきました。
しっかりと、オフィスのデスクに飾ってあります。
by t0maki
| 2011-07-08 12:30
| ブロガーイベント
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