「引き込まれて」いく3D画面。F-09Cの3Dモードについて
2011年 06月 29日
今回の「ケータイ会議8」で3D担当を勝手に自負している日曜アーティストのTOMAKIです。
そもそも、前回の「ケータイ会議7」でケータイを2台同時に使ったステレオ写真の撮影にハマり、その後赤青メガネを自作してアナグリフの作品を作ったり、勢い余って原宿のアートギャラリーでチャリティー展参加した流れでハンブルグの映画祭に作品を送りつけたり、相変わらずやりたい放題やってます。
ケータイ2台でステレオ写真を撮影
http://tomaki.exblog.jp/15771041/
「HEART for Japan」チャリティー展@デザフェスギャラリー搬入
http://tomaki.exblog.jp/16234361/
「TEGAMI」ハンブルグ日本映画祭用ポストカード作品を制作したよ
http://tomaki.exblog.jp/16276287/
3Dのレビューをがっつりブログに書こうと思い立ったのは良いのですが、やっぱり難しいですね。3Dのスゴさを3Dでない環境で説明するのは。3D画面を写真に撮ったって、3Dには見えませんからね。
なので、あえて今回はみなさんの想像力に訴えかけるため、文字だけの記事にします。
* * *
サンフランシスコだったか、それとも東京タワーだったか。覚えているのはたくさんのホログラフィー作品に囲まれてドキドキしていたこと。全く仕組みも何も分からないまま、「なんで平面なのに立体に見えるんだろう」と、それぞれの画像を覗き込んでは、食い入るように見入っていた思い出。
さらに子供の頃、表面に細かいぎざぎざの溝がある物差しの、見る角度を変えると蝶々が羽ばたいてるように見えるその単純なアニメーションを、僕は飽きもせずただひたすら延々と眺めていました。今ならその仕組みが「レンチキュラー」だっていうのを知っていますが、当時の僕にはなにやら不思議なマジックみたいなものでした。
僕が今、3Dに夢中になってるのも、幼い頃の自分がホログラムやレンチキュラーシートに惹かれたのと同じ理由かもしれません。
通常とは違うものの見え方。脳の中で起こる錯覚。3Dからふと目を離したとき、なにやらこの現実世界の風景も一瞬違って見えるような。
今回、「F-09C」の3D画面を見ていて感じるのも、その不思議な見え方に対する単純な驚き。いらない機能って言われれば、ケータイに3Dなんか不要かもしれないけど、僕はこの3D機能が気に入ってます。なぜなら、ケータイみたいなこんな小さなデバイスで、立体写真がしかも裸眼で見られるという驚き。「それがなんだ」って言われればそれまでですが、多分そういうのを見て単純にうれしくなるような人間は僕以外にもきっといるはず。
手のひらに収まるその3D画面をじっと眺めていると、だんだんその画面の中に引き込まれていきます。
そう、派手な立体視の「飛び出る」ような感覚と違うんですね。どちらかというと、その中に静かに「引き込まれて」いくような。最初は目がチカチカして焦点が定まらないのですが、ずっと眺めているとその中に画像が細部まではっきりしてきて、どんどん自分が入りこんでいくような感覚。
こればっかりは、ここでどんなに説明しても伝わらないと思うので、機会があったら、ぜひ「F-09C」を手にとって、その3D画面を眺めてみてください。ずーっと集中して覗き込んでいくと、ホントに何か引き込まれていくような感覚が味わえると思います。もしくは、気持ち悪くなって放り投げてしまうか。
ま、それは人それぞれということで。
* * *
F-09Cを使わせていただくようになってまだ数日ですが、ようやく自作のステレオグラム写真を加工してこの3D画面で見られるようになりました。立体視の仕組み自体は、結構単純なんです。ただ、このモニター画面の技術力はすごい。そこらへんを、この「ケータイ会議8」の期間中にレビューできればと考えています。
と、3D動画もね。
今日はこのへんで。
F-09C/F-12C 最新Fケータイブロガー徹底レビューまとめサイトへ
そもそも、前回の「ケータイ会議7」でケータイを2台同時に使ったステレオ写真の撮影にハマり、その後赤青メガネを自作してアナグリフの作品を作ったり、勢い余って原宿のアートギャラリーでチャリティー展参加した流れでハンブルグの映画祭に作品を送りつけたり、相変わらずやりたい放題やってます。
ケータイ2台でステレオ写真を撮影
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3Dのレビューをがっつりブログに書こうと思い立ったのは良いのですが、やっぱり難しいですね。3Dのスゴさを3Dでない環境で説明するのは。3D画面を写真に撮ったって、3Dには見えませんからね。
なので、あえて今回はみなさんの想像力に訴えかけるため、文字だけの記事にします。
* * *
サンフランシスコだったか、それとも東京タワーだったか。覚えているのはたくさんのホログラフィー作品に囲まれてドキドキしていたこと。全く仕組みも何も分からないまま、「なんで平面なのに立体に見えるんだろう」と、それぞれの画像を覗き込んでは、食い入るように見入っていた思い出。
さらに子供の頃、表面に細かいぎざぎざの溝がある物差しの、見る角度を変えると蝶々が羽ばたいてるように見えるその単純なアニメーションを、僕は飽きもせずただひたすら延々と眺めていました。今ならその仕組みが「レンチキュラー」だっていうのを知っていますが、当時の僕にはなにやら不思議なマジックみたいなものでした。
僕が今、3Dに夢中になってるのも、幼い頃の自分がホログラムやレンチキュラーシートに惹かれたのと同じ理由かもしれません。
通常とは違うものの見え方。脳の中で起こる錯覚。3Dからふと目を離したとき、なにやらこの現実世界の風景も一瞬違って見えるような。
今回、「F-09C」の3D画面を見ていて感じるのも、その不思議な見え方に対する単純な驚き。いらない機能って言われれば、ケータイに3Dなんか不要かもしれないけど、僕はこの3D機能が気に入ってます。なぜなら、ケータイみたいなこんな小さなデバイスで、立体写真がしかも裸眼で見られるという驚き。「それがなんだ」って言われればそれまでですが、多分そういうのを見て単純にうれしくなるような人間は僕以外にもきっといるはず。
手のひらに収まるその3D画面をじっと眺めていると、だんだんその画面の中に引き込まれていきます。
そう、派手な立体視の「飛び出る」ような感覚と違うんですね。どちらかというと、その中に静かに「引き込まれて」いくような。最初は目がチカチカして焦点が定まらないのですが、ずっと眺めているとその中に画像が細部まではっきりしてきて、どんどん自分が入りこんでいくような感覚。
こればっかりは、ここでどんなに説明しても伝わらないと思うので、機会があったら、ぜひ「F-09C」を手にとって、その3D画面を眺めてみてください。ずーっと集中して覗き込んでいくと、ホントに何か引き込まれていくような感覚が味わえると思います。もしくは、気持ち悪くなって放り投げてしまうか。
ま、それは人それぞれということで。
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F-09Cを使わせていただくようになってまだ数日ですが、ようやく自作のステレオグラム写真を加工してこの3D画面で見られるようになりました。立体視の仕組み自体は、結構単純なんです。ただ、このモニター画面の技術力はすごい。そこらへんを、この「ケータイ会議8」の期間中にレビューできればと考えています。
と、3D動画もね。
今日はこのへんで。
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by t0maki
| 2011-06-29 19:21
| モニターレビュー>ケータイ会議
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