さぁみんなで、レッツメディカル会話!

突然ですが、メディカル系のWEB案件を担当することになり、難しいっすね、コトバとかいろいろ。会議でも聞き慣れない単語が飛び交うから、大変です。その場で意味を聞こうとしても、もしかしてみんなもう知ってて常識なんじゃないかと思うと気後れして聞けず……。で、後で聞いてみると実は意外とみんな意味を知らなかったり。メディカル用語な上に、ハウスルールみたいなのがあって、先方の関係者しか知らない略語とかあるので、やっかいです。

というわけで、今日は初心者でも分かる、楽しいメディカル会話のお勉強をしていきましょう。例文を読みながら、さぁ、みんなでレッツメディカル会話!!


【レッスン001】
『今回のフレーズ: 機序は不明である』

例文:
「やっべ、何コレ。誰が結んだの?」
「んー?どれどれ、貸してみ」
「どうなってんのコレ。ん?こうか?」
「ちげぇよ、こっちの紐をこうやって…」
「あー、余計こんがらがった。どうなってんの?」
「機序は不明である」

解説:
「機序」っていうのは、「メカニズム」のこと



【レッスン002】
『今回のフレーズ: 吸収量が有意に増加する』

例文:
「なんかさ、最近ちょっと太ってきたみたい」
「えー、なんで。間食しすぎ?」
「んー、っていうか、食べたものがみんな身につくっていうか」
「食事の体内吸収量が有意に増加してるんじゃない?」

解説:
「有意に増加」って、単に「増える」じゃダメ?



【レッスン003】
『今回のフレーズ: 有益性が危険性を上回る』

例文:
「なんでみんな整形手術するんだろうね」
「ん?何が?」
「だってほら、失敗することもあるって言うじゃん」
「それはきっとアレだね。有益性が危険性を上回るからだね」

解説:
ニセチチは、どうも好きになれません。



【レッスン004】
『今回のフレーズ: in vitro と in vivo』

例文:
「ご注文はお決まりですか?」
「えーと、じゃぁこの和牛ステーキ」
「in vitro と in vivoがございますが」
「えーと、じゃ、in vivoで」
「かしこまりました」

解説:
分かんなくても、とりあえず答えておこう。



今日はそんな感じで。
by t0maki | 2011-06-07 00:00 | アート>もの書き | Comments(0)