
今回、僕があえてオススメしたいのは、「red fusion」である。
ドクター・ペッパーのチェリー味。これこそが、真のアメリカの味だと僕は確信しているのです。
どんな味かというと、まぁ、ドクターペッパーにチェリー味を付けたものなのだが、ドクターペッパーを味わったことがない人にこの味を説明するのは難しい。
ドクターペッパーの味を例えると、そうだな……、中国古来のアヤシゲな漢方薬を手当たり次第にドバドバ入れて、かなり甘く煮詰めてから、最後に炭酸で割ったような味。あるいは、学校の化学実験室の床をなめた時の味(実際に舐めたことはないですけど)。
で、red fusionはこのケミカル・テイストにさらにチェリー味を付けて仕上げている。チェリーというけど、さくらんぼともちょっと違う。強いて言えば、チェリーの缶詰。あの甘い汁だけをドボドボ大量に入れた感じです。
これで、大体味の方は想像できましたでしょうか?
まぁ、簡単に言えば、日本では絶対に量販されないであろう味。すなわち、アメリカの味なのである。
なぜこんな文章を書いているかというと、今まさに僕はこのred fusionを飲んでいるから。けっして美味しい飲み物じゃない。いや、どちらかというと、かなりマズイ部類に入る味だと思う。でも、くせになる。
「まずいなぁ、まずいなぁ」と思いながらグビグビ飲み干して、しばらくするとまた飲みたくなる。そんな飲み物です。
輸入食材の店とか行くと、たまに見かけます。
皆さんも、機会があったら、お試しください。
マズイですよぉ……。