「Gesso(ジェッソ)」について語ろうと思う
2011年 01月 27日
Gesso(ジェッソ)っていうのは、絵の下塗りに使う白い液体塗料のこと。組みあがっているキャンバスの布地には、Gessoが塗られた状態で売ってることもあります。絵の具の発色を良くしたり、目地を埋めて表面を滑らかにするために使うものです。
アメリカ留学中、アートを専攻していた時にこのGessoをよく使っていました。キャンバスの下地塗りはもちろんですが、作品用の額縁や木製の陳列ケース、展示用の棚などを作る時も。アートギャラリーの壁がそもそもGessoで全面塗られていたので、作品を展示するための台や棚もGessoで塗れば色が合う、と。
作品展でギャラリーの壁一面に壁画を描いたときも、もちろんGessoの下地に描くのですが、壁画を消すのも絵の上からGessoを上塗りする感じ。「消す」というよりも、「上書き」って感じですね。なので、僕が作品展をやったリノのギャラリーの壁には、いまだに僕の絵が塗りこまれているはず。
当時僕は「アート学部陶芸彫刻学科(Fine Arts, Ceramics)」に在籍していたのですが、興味あるクラスは必修単位に関係なく片っ端から受講していました。陶芸のほかにも油絵、水彩、デッサン、現代彫刻、写真からプリントメーキングまで、アート学部棟のほとんどの教室に出入りしていたので、どこに行けば何の設備があって、誰に頼めば画材やツールが手に入るかも知っていました。なので、Gessoもいつでも簡単にアクセスできる画材のひとつとして、油絵だけでなく彫刻なども含めて、いろんな制作物に使っていました。
今は制作環境はほとんどデジタルで完結してしまっているので、なかなかGessoを使う機会もないのですが、こないだたまたま新宿の世界堂に行って、「ブラックジェッソ」というものを売ってたので、衝動買い。なんとなく懐かしくなってこんなエントリーを描いてみました。
なんか、また絵を描きたいな、と。
ちょっとまた企画を考え中。
アメリカ留学中、アートを専攻していた時にこのGessoをよく使っていました。キャンバスの下地塗りはもちろんですが、作品用の額縁や木製の陳列ケース、展示用の棚などを作る時も。アートギャラリーの壁がそもそもGessoで全面塗られていたので、作品を展示するための台や棚もGessoで塗れば色が合う、と。
作品展でギャラリーの壁一面に壁画を描いたときも、もちろんGessoの下地に描くのですが、壁画を消すのも絵の上からGessoを上塗りする感じ。「消す」というよりも、「上書き」って感じですね。なので、僕が作品展をやったリノのギャラリーの壁には、いまだに僕の絵が塗りこまれているはず。
当時僕は「アート学部陶芸彫刻学科(Fine Arts, Ceramics)」に在籍していたのですが、興味あるクラスは必修単位に関係なく片っ端から受講していました。陶芸のほかにも油絵、水彩、デッサン、現代彫刻、写真からプリントメーキングまで、アート学部棟のほとんどの教室に出入りしていたので、どこに行けば何の設備があって、誰に頼めば画材やツールが手に入るかも知っていました。なので、Gessoもいつでも簡単にアクセスできる画材のひとつとして、油絵だけでなく彫刻なども含めて、いろんな制作物に使っていました。
今は制作環境はほとんどデジタルで完結してしまっているので、なかなかGessoを使う機会もないのですが、こないだたまたま新宿の世界堂に行って、「ブラックジェッソ」というものを売ってたので、衝動買い。なんとなく懐かしくなってこんなエントリーを描いてみました。
なんか、また絵を描きたいな、と。
ちょっとまた企画を考え中。
by t0maki
| 2011-01-27 11:54
| 乱文・雑文
|
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