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例えば、イタリアには陽気な人が多いと言われてる。
つまり、陽気な人はイタリアが性に合ってる。陽気な日本人がイタリアに住んでみると、日本にいる時よりもしっくりくるかもしれない。

料理や芸術に興味がある人は、フランスが心地よいと思うかもしれない。フランス語を学んで、フランスに住んでみたら、毎日がすごく面白くて、刺激があって楽しいとか。

ビールが好きな人はチェコをオススメする。なんと言っても、ピルスナービール発祥の国だし、一人あたりのビール消費量は世界一だ。

テヘラン大学の日本語学科で日本語を学ぶ学生の話を聞いて「なるほどな」と思ったのは、海外で日本語を学んでいる外国人で、日本語が上手く喋れるようになる人って、日本の文化にうまく馴染める性格の人が多いんだって。

謙遜の心を理解していて、どことなく奥ゆかしいタイプの人。つまり、外国人っぽくない性格の人(?)。そういう人は日本語の習得も早いんだって。もともと日本の文化に興味があるから、言葉も一生懸命覚えるっていうのもあるかもしれないけど、その外国語を巧みに操れる人が、その国の文化にもよく馴染めるっていうのは面白いなと思いました。

そういえば、日本に来日して生活している外国人って、そういう控えめな奥ゆかしさを理解できる人が多い気がする。

日本人でも、恋多くて陽気な人はイタリア語を勉強したら割としっくりくるかもしれないし、哲学的思索に浸りたい人はドイツ語とか、フラメンコ好きだったらアルゼンチンだからスペイン語とか、何か語学を習得する時に自分の性格と、その国の国民性とか考えてみると良いかもしれないよ、っていう話。





# by t0maki | 2017-01-24 21:38 | ライフスタイル>語学 | Comments(0)
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英語で言うところの「Zen」に興味を持っている人がよく日本に来たりするけど、実は西洋のZenと日本の禅は似ているようでちょっと違ってて、マインドフルネスが逆輸入されちゃったりするあたり、「文化」って複雑……。

「クール・ジャパン」とか、実際に何をやってるのか僕はあんまり把握してないけど、外国人の視点で日本に興味を持ってくれた人たちを満足させるためには、古いだけの文化とか、うわべだけのポップカルチャーだけじゃなくて、きちんとニーズを発見してそれを分析し、どのようなアプローチをしようか考えた方が良いんじゃないかなぁと思うわけです。海外の人が持つ、日本人の「Zen」のイメージをうまく可視化できるような、そんな取り組みができれば良いと思う。それは、古いだけの日本のイメージの押し売りではなくて、伝統の上に新しさを加えたスタイリッシュなもの。そこに必要なのは、デザインの力だと思うのです。

世界に通用する日本の文化は、ただ単に古いだけでなく、あるいは表面的に目新しいだけでなく、その両方を兼ね備えたものであるはずなんだ。日本のルーツに根差していて、かつ斬新なもの。

例えば古典芸能の人形浄瑠璃と、若い創作家たちがつくってる球体関節人形を組み合わせたら、すごく面白い上演ができると思う。伝統的なものの上に、新しいものを乗せるっていうこと。美しく耽美な人形たちが、一流の人形遣いたちによって生きているように動き、そこに現代的な音楽や演出、ストーリーなどが組み合わさったら、本当に面白いものができると思う。

先日、チェコ政府観光局に招待いただいてチェコを巡った時、歴史的な建物や街並みにも十分感動したけど、やっぱり心に残ったのはそういった伝統の中に新しいものが加わった瞬間。プラハの『Eska』っていうレストランで食べた料理は、地元のキノコなどの食材を使いつつ、新しくてスタイリッシュなメニューに仕上げていた。ブルノの国立劇場でドボルザークのオペラ『悪魔とカーチャ』を観劇したときも、古い演目でありながらプロジェクションマッピングや新しい解釈の演出で古典のストーリーが新しく表現されてた。古い納骨堂を現代アートと組み合わせて展示したり、古い地下道を利用したモダンなレストランや、城の地下での現代彫刻展示など。古くから伝わるものをすごく良い感じで新しくリノベーションして活用している。

日本でも、古民家を再生した居心地の良いゲストハウスなどがあって、先日宿泊した富山県南砺市の建具屋を改装した建物もすごく良い空間だった。地元の彫刻家の作品も飾ってあって。古民家再生は、もっとどんどん取り組んだら良いと思う。たんにリフォームするだけでなく、その土地の文化に根付いた感じで、きちんとデザインをすればかなり良いものができると思うよ。

別に、派手なものにする必要はない。ちょっとした工夫で良いんだけどな。
「日本ってかっこいいじゃん」っていうものをつくりたい。



# by t0maki | 2017-01-24 21:38 | 乱文・雑文 | Comments(0)
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「ヴァーツラフ・ハヴェル」って人のこと、知ってますか?

1936年にチェコ共和国のプラハで生まれ、若い頃は戯曲家として演劇に関わっていたり、詩人としてビジュアルポエトリーの作品を残していたりしますが、彼の長もっとも知られているのはチェコの初代大統領として。

先日、チェコセンター東京主催のヴァーツラフ・ハヴェル生誕80周年関連イベント『戯曲家・詩人としてのヴァーツラフ・ハヴェル』というイベントに参加してきました。場所は、広尾にある駐日チェコ共和国大使館映写室。東京大学准教授 阿部賢一先生による1時間半のセミナーでした。彼の生い立ちや、ビジュアルポエトリーという文字をビジュアル的にデザイン化した作品などを解説。本当に、クリエイティブな人だったんだなぁ、と。


チェコ共和国駐日特命全権大使のトマーシュ・ドゥプ氏もいらっしゃってました。
チェコ共和国駐日特命全権大使のトマーシュ・ドゥプ氏もいらっしゃってました。


東京大学准教授の阿部賢一先生によるセミナー。
東京大学准教授の阿部賢一先生によるセミナー。


これは、ブルノで聞いた小話をそのまま文字でビジュアル化した感じですね。
これは、ブルノで聞いた小話をそのまま文字でビジュアル化した感じですね。


写真展も見学
写真展も見学


写真展の様子。
ハヴェル元大統領を写したスナップ写真など

チェコ政府観光局のご招待でチェコを訪れた際、たびたびハヴェル元大統領の名前も出てきました。国民から愛される、人気のある方だったようですね。2011年に亡くなった時に、たくさんの人がロウソクの炎を灯してその死を弔ったのですが、その時のロウソクがアート作品としてリトミシェル城の地下ギャラリーに展示されていました。

個人的には、ビジュアルポエトリーの作品を興味深く拝見させていただきました。タイプライターで紙に文字を打ち込み、それをビジュアル的に配置したデザインを作品にするというもの。『Brněnský komplex』って作品は、ブルノの人がプラハにコンプレックスを抱く様子を表現した作品なのですが、ちょうどブルノに行った時にその話を聞いていたので、すごく面白かったですよ。

帰りに、併設のギャラリーで開催されていた「ヴァーツラフ・ハヴェル写真展」も鑑賞。時代に必要とされた人だったんだろうなぁ、と。彼もすごいし、彼を選んだチェコの人たちも素晴らしい。


# by t0maki | 2017-01-24 20:25 | イベント・スポット | Comments(0)
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東京 浅草にある、チェコを中心とした東欧の雑貨や書籍、家具などを販売しているお店に行ってきました。チェコから帰って来たばかりだというのに、ついついチェコ雑貨を買ってしまった。東欧っぽい感じの素敵な雑貨がたくさんあります。

お店の場所が、結構狭い路地を入った突き当りにあるので、始めていく人はもしかしたら見つかりづらいかも。路地の入口にある立て看板が目印ですよ。
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ところで、「チェドックってどういう意味なんだろう?」と思って調べてみたけど、良く分からなかった。同じ名前の旅行代理店はあるみたいだけどね。今度行ったら聞いてみよう。

そんなチェドックザッカストアは、2017年1月30日から3月3日まで改装のためお休み。というわけで、改装前の一週間、1月24日から29日に蚤の市イベントを開催するそうですよ。在庫品を安く販売してくれるそうなので、気になる方はぜひ足を運んでみてください。


チェドックザッカストア
東京都台東区駒形1-7-12
営業時間: 12:00 - 19:00
月曜定休(祝日の場合は翌火曜)
2017年1月30日から3月3日まで改装のためお休み



# by t0maki | 2017-01-24 08:36 | イベント・スポット | Comments(0)
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いろんな形の額縁を買ってきて、家族写真を壁に貼りました。
娘がまだ本当に小さかった頃の懐かしい写真から、つい先日スタジオで撮影した新しいものまで。白と黒の額縁を使って、モノクロプリントした写真を配置しつつ。

ただいま、エプソンさんからプリンターをお借りして、モニター利用中です。


特長的なのは、6色インクがシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに加えてレッドとグレーの組み合わせなので、カラーで印刷するとより鮮やかに、モノクロで印刷するとより濃淡が豊かに表現できるっていうこと。実際に白黒で印刷してみましたが、確かに自然な感じで美しく出力されますね。表現力がアップしている感じ。

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マットボードも自分で切りました。100円ショップの厚紙でつくったので、ちょっと厚さが足りないですけど、この専用のカッターで切ると、切り口が45度の角度で斜めに切ることができるんです。写真を額装する時に、あると便利なカッター。
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と、この水平水準器で、しっかり水平を測りながら。巻尺に取り付けられるの、良いでしょ?(あんまり取り付けて使いませんでしたが)
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しっかりマスキングテープで配置を考えつつ。きちんと測りながら壁にフックを取り付けていきます。
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というわけで、完成。額縁も比較的安いものを買ったのですが、こうして並べるとなかなか良い感じ。
たまには、写真を印刷して飾ってみるのも良いなぁ、と思いました。


 


# by t0maki | 2017-01-24 04:53 | モニターレビュー | Comments(0)
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世界で生産される食糧のおよそ3分の1は、食べられることなく廃棄されているという。その量は、年間13億トン。あまりにも数字がでかすぎて全然イメージがわかないけど、スゲー量なのだなというのは分かる。

「食品廃棄」をテーマに、ヨーロッパ5カ国を5週間かけて巡り、「捨てられる食材で美味しい料理をつくってみんなで食べよう!」っていう試みを行ったダーヴィド・グロス監督のドキュメンタリー映画、『0円キッチン』を観てきました。公開初日のこの日の上映は、ダーヴィド・グロス監督のトークもあり、イベント後にちょっとお話を伺ったりもして、「食」について考えるきっかけになりました。

以下、『0円キッチン』の解説に加えて、僕個人の感想とか調べて学んだことなども織り交ぜつつ、映画と食品廃棄について語ります。

* * * 

車を改造して廃油で走るようにして、さらに後ろにはゴミ箱でつくったキッチンを備え付け、オーストリア、ドイツ、フランス、ベルギー、オランダを巡りながら、食品廃棄の実情を浮き彫りにしていく。面白いのは、捨てられる食品をただ撮影するのではなく、その廃棄される食品を使って料理をしたり、パーティーを開いたり、なんとも楽しそうなのである。そして、それを食べている人たちもみんなすごくそれを楽しんでる。「チョッピングパーティ」って言って、捨てられる食材を持ち寄って、細かく切ってスープにしちゃうっていうイベントも面白そうだ。

一般家庭の冷蔵庫から捨てられる食材を集めて料理をしたり、町に自生する果物を使ってジャムをつくったり、時には野草(花)や昆虫を食べたりなども。

今回のドキュメンタリーはヨーロッパで撮影されているけど、日本でも同様に食品廃棄は問題になってる。消費者庁の調べによると、日本では年間2,297万トンの食品が廃棄されてるんだって。そのうち、まだ食べられるのに廃棄されるものが632万トン。「どうせスーパーやコンビニ、ファーストフード店が大量に捨ててるんだろう」と思ったら実は、家庭からの廃棄がその約半分近い302万トンもあるらしい。映画の中でも、冷蔵庫の中から捨てられる食材を集めて料理をするシーンがありましたが、我々ひとりひとりが食品廃棄をなくすことで、半分近い食料が救われるってこと。なるほど。

ただ、やっぱり僕らの冷蔵庫だけでは全ての食品廃棄を止めることはできなくて、そこで問題になってくるのが「野菜や魚の規格」の問題。野菜が出荷される際に、サイズや色などが規格に合わない野菜は弾かれてしまう。育ちすぎたズッキーニは、もう売れない。同様に、漁業の現場でも規格に合わない小さな魚はお金にならない。だから、捨ててしまう。

■食品廃棄を減らすために
もったいないの精神は大事。食べ物を大切にして、かつ買いすぎない。限られた食材で上手に料理ができるようにする。そして、形が悪かったり、多少いびつな野菜でもありがたくいただく。買う側も、つくる側も、捨てる食べ物を減らすということ。
賞味期限が近づいた食材をただ捨てるのではなく、きちんと有効活用すること。食べられる食品を廃棄することを禁止する法律ができるようになってきたらしいですよ。

■そもそも食べ物とは?
ここで考えるべきは、「食べ物って何?」っていうこと。賞味期限と消費期限の違いを理解しないと。賞味期限は美味しく食べられる期間のこと。消費期限は安全に食べられる期間のこと。意味が全然違う。卵の消費期限も、本来であれば季節によって変えるべきなのだけど、家庭用のたまごは夏場の一番痛みやすい期間を基準に消費期限を設定しているから、実は冬場はもっと長持ちする、と。

自分の舌を信じて食べられるものは食べよう、と。

そしてさらに、今まで食べものと認識されていなかったものも食料にしよう、っていう方向性も。具体的に言うと、「虫」なワケです。世界中には、1,400から2,000種類の「食べられる虫」がいるらしい。それらを、積極的に食糧にしよう、と。アフリカでは普通に食べられたりしてるけど、実は日本も結構虫食は文化に根付いていて、イナゴとかハチノコとかむしろ好んで食べられていたり。海藻を平べったく干して「海苔」にして食べるのも、海外の人から見たら不思議な光景だよね。

スーパーで販売されている食べ物だけが食材ではなく、例えば野草であったりとか、街路樹になる果実であったりとか、食品として流通しているもの以外でも食べられるものは意外とある。そこに気づくと、身のまわりや自然の中に食材が意外とたくさんあるってことが分かる。


■食通とか食文化とか
そもそもの話だけど、普通に食べられる食材なのになんとなく心理的に嫌だってのがあるわけで。虫なんて食べたくないよっていう人もいる。映画の中でミールワームを食べた人も、「初めて食べた時は虫が歯に挟まるような感覚が嫌だったけど、今では平気」って言ってた。異なる食の習慣を受け入れ、食文化を広げるということ。

食材の偽装とか、身体に悪い食品はさすがにダメだとは思うけど、食べられる食材を加工して提供するのは良いんじゃないかな、と。食べる側がきちんとそれを把握していることが大前提だけど。捨てられる部位の肉や野菜をつかって、食べられる料理にするのは悪いことではないと思う。

最高の食材の最高の部位だけを使って料理して、残りの食材は捨ててしまうなんてことは、さすがにやらない方が良いよね。命をいただいているわけだから、きちんと感謝しながら全て食べないと。

なんて言ってると、ダイエットのためにわざと炭水化物を残す人もいたりして。せつないよね。美味しいものを食べたいとか、痩せたいとか、個人の欲求のために食品が廃棄される。うーん。

食文化のところとも関連するけど、例えば「クジラ」はどうなんだという話。捕鯨反対の人がいる一方で、クジラを余すとこなく食や油、ヒゲなども活用する文化もあるわけで。


■経済とか環境とか
食品廃棄の現実をちょっと俯瞰で見てみた時に、環境への影響と、さらに経済への影響がある。
環境への影響は、野菜を大量に栽培し、収穫することによって土が痩せていくこと。廃棄された食料が肥料として土に還る仕組みが必要だと思う。循環型の持続可能なエコサイクルとして。農薬の問題とかね。安心安全な食べ物をつくるということが認められるように。

で、経済の問題。食べ物が流通され、お金が循環し続けることが経済の活性化につながる。なので、より多くの食品が市場に出回ることが大事。廃棄されれば、さらにそこでもお金が動く。この世の中は、お金が動き回ることで成り立っている。だから、食品廃棄がなかなか無くならない。

大量の食糧を廃棄しながら成り立っているこの文明はさ、なんかこう、血を流しながら全力疾走している人のようにも見えて、いつかどっかが破たんするんじゃないかな、とか。わかんないけどね。3分の1の食糧を捨てながら、食品を消費しているのって、効率悪いよなぁ、と。ガソリンを垂れ流しながら車が走ってるイメージかね。


映画を観終わって、帰りの電車でいろいろ考えつつ。なかなか考えがまとまらないけど、「食」っていうのは僕らにとって本当に身近な問題だから、こういうドキュメンタリー映画を観ながらいろいろ考えてみるってのは良いことだと思うんですよ。


▼アップリンク渋谷、久しぶり。
アップリンク渋谷、久しぶり。


▼ミニシアターの雰囲気、好きです。
ミニシアターの雰囲気、好きです。


▼公開初日に観てきた。 #0円キッチン #フードロス #foodwaste
公開初日に観てきた。 #0円キッチン #フードロス #foodwaste


▼会場からの質問に答えたり。手を挙げたけど、時間切れで質問できなかった。質問する人が多く、みんなの関心が高いってことですね。 #0円キッチン #フードロス #foodwaste #アップリンク渋谷
会場からの質問に答えたり。手を挙げたけど、時間切れで質問できなかった。質問する人が多く、みんなの関心が高いってことですね。 #0円キッチン #フードロス #foodwaste #アップリンク渋谷


▼今回、このドキュメンタリー映画を配給しているユナイテッドピープルの関根さん。 #0円キッチン #フードロス #foodwaste #アップリンク渋谷
今回、このドキュメンタリー映画を配給しているユナイテッドピープルの関根さん。 #0円キッチン #フードロス #foodwaste #アップリンク渋谷


▼監督であり、ドキュメンタリーにも登場しているダーヴィドさんが上映後に登壇。 #0円キッチン #フードロス #foodwaste #アップリンク渋谷
監督であり、ドキュメンタリーにも登場しているダーヴィドさんが上映後に登壇。 #0円キッチン #フードロス #foodwaste #アップリンク渋谷


映画を観終わって、ダーヴィドさんとちょっとだけ直接お話しする機会がありました。ダーヴィドさんは、このドキュメンタリー映画をつくり、そしてこのストーリーをみんなに伝えることで、社会に対して問題提起ができれば、っておっしゃってました。グローバルな視点で物事を考え、そしてそれぞれの地域で行動を起こす、と。(Think global, act local.)

オーストリアで、たった5人程度でゴミ箱に飛び込んで食材を救出する活動から、だんだんその輪が広がっていき、ドキュメンタリー映画も撮影し、今では500人規模の活動になっていることのこと。
禅にも興味がおありのようで、道元の『典座教訓』からもインスピレーションをもらったということでした。日本の食品廃棄についても、ぜひ取材をして欲しいなと思いました。

映画『0円キッチン』は、アップリンク渋谷他で上映中です。
詳しくは、公式サイトで。


映画『0円キッチン』オフィシャルサイト


# by t0maki | 2017-01-24 00:02 | ライフスタイル>映画・書籍 | Comments(0)
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日曜の工作。100円ショップでカーテンクリップを買ってきて、写真をぶら下げただけ。

▼100円ショップで買ってきた、カーテンクリップ。
100円ショップで買ってきた、カーテンクリップ。


▼さて、工作の時間。
さて、工作の時間。


▼L版のフチあり印刷でインスタ写真をプリントして、上の部分だけ4ミリの余白を残してカット。
L版のフチあり印刷でインスタ写真をプリントして、上の部分だけ4ミリの余白を残してカット。


▼ポラロイド写真っぽくなるでしょ。
ポラロイド写真っぽくなるでしょ。


▼あとは、カーテンクリップで麻紐にぶら下げるだけ。簡単に写真の展示。
あとは、カーテンクリップで麻紐にぶら下げるだけ。簡単に写真の展示。



チェコの写真で作品展をやりたいと思ってね、試行錯誤中。


# by t0maki | 2017-01-23 10:29 | アート>写真 | Comments(0)
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「あわれみ」の先頭に「お」をつけると途端に言いにくくなる。
ためしに、「おあわれみ」って早口で10回言ってみて。スムーズに言える?

■まず「おあわ」のア列の連続が言いにくい
「おあわ」という言葉がまず言いにくい。ローマ字で書くとO-A-Waだけど、音的にはつなげるとOUAUWAみたいな感じになるので、「おわわ」とか「おわあ」とかになって、どこで音を切ったら良いか分からなくなる。おーぅあーぅわぁー、おーわーぅあー、うぉーうぁーうぁー。ゾンビか?

■ラ行とマ行の連続も紛らわしい
後ろの二文字「れみ」も意外とトリッキーだ。ラ行とマ行は混同しやすい。「れり」とか「めり」とかね。おあわれり、おあわめり、おああめり、おわあれり、おわまめり。言おうとすれば言うほど、発音のゲシュタルト崩壊。しまいには何が正解なのかすら分からなくなってくる。

■たった5文字が言えないのはなぜ?
たった5文字なのにね。そもそも、「おあわれみ」なんて言葉を使うことなんてないから、言う方もなかなか言葉が頭や舌に定着しない。アナウンサーとか、訓練を受けて練習している人はきちんと言えると思うけど、普通一般の人には難しいよね。そもそもさ、「御憐み」は「おんあわれみ」って読むでしょ。おんあわれみ、おんあわれみ、おんあわれみ……。これなら10回言える。


こういうところで、言葉って面白いなって思うんですよ。文字と文字との連続というよりは、音声学的な音と音とのつながり。学生の時にスペイン語のフォネティクス(音声学・発音学)の勉強をしたことがあって、詩のリズムを理解する時に、発音は日本語のように「あ・い・う・え・お」に近いんだけど、文字の仕組みがひらがなのように文字ごとに分かれているわけではないので、hoyとかhayとかは、「お・い」や「あ・い」の二文字ではなく、「oy」、「ay」の1音なワケ。

例えて言うと、チンピラが発する「おい、こら。ああん?」とメンチを切るセリフは、俳句のように文字数で切る場合は「お・い・こ・ら・あ・あ・ん」の7文字になるけど、音のリズムとしては「Oy-Kor-rah-an」みたいな感じで、4音節にまとめることができる。(ちなみに、この巻き舌の「rr」は、スペイン語の特徴的な発音と同じ。)この音節の切り方が学術的に合ってるかは置いといて、考え方としてはこんな感じ。「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す」って言うべきところを、音を繋げて「あざっす」って言うとか。言葉を音でとらえる音声学って、面白い。

というわけで、発音の音の区切りは字面の文字とは必ずしも一致せず、繋がったり切れ目がずれたりするんだよ、ってことをおさえつつ、「おあわ」のところって、「Ou-a(u)-wa」みないな音節で連続的に発音してしまうとどこに切れ目がくるのか分かりづらくなるので、頭が混乱して発音しづらくなるんだな。

話ずれるけど、ラップのリズムとリリックって、こういう感じの音で表現するから、あいうえおの文字で歌詞を組み立てるよりも、音節でつくり込んで行った方が結構うまくいく。歌詞を書く人も、字面じゃなくて、音で作詞する方が良いと思う。

とりあえず、「おあわれみ」がなぜ発音しづらいのか、理由は分かっても言えないものは言えないので、おあわれみ、おあわれみ、おわわれみ。……練習します。



# by t0maki | 2017-01-20 23:11 | アート>もの書き | Comments(0)
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チェコ共和国のリトミシュルを歩いていたら、石畳の道路にわらわらとハムが落ちているのを見つけた。そこで僕は思った。

「リトミシュルは、ハムが落ちている街なんだな」

もちろん、これが客観的に間違ってるのは分かってる。たまたま僕がそこを通りかかった時にハムが落ちていただけで、もちろんそのハムが必ずそこに落ちているとは限らない。これが、旅の偶然性。再現性は低い。

チェコ政府観光局のご招待で、チェコを旅してきました。リトミシュルに滞在中、早朝の散歩をしていたら、道路わきにたくさんのハムが落ちているのを見かけたんだ。

例えば僕がリトミシュルに住んでいたとして、毎朝そこを通るたびにかなりの確率でハムが落ちてたとしたら、それは偶然ではなく、必然性があり普遍的な事象と言える。何か理由や目的があって、そこにハムが落ちてるというわけだ。例えば、Googleのストリートビューでその道路を観た時にそこにハムが落ちてるとしたら……?

もちろん、Google上ではそこにハムは落ちてなかった。ただし、なんらかのトラックが停まっているのが見えたので、もしかしたら積み荷を降ろしたりするときに、ハムが落ちてしまったのかもなぁ、みたいな仮説が立てられる。そこで現地の聞き取り調査をして、「そういえばあのあたりには、ハムが落ちてることが多いわねぇ」とか、「デリバリートラックの配達員がハムを落としたところを見たよ」なんていう証言を得られたら、リトミシュルのそのあたりは「ハムが落ちてることがありがち」ということになる。

研究者は、そこに落ちているハムを見たらこのように仮説を立てて検証しようとするだろう。
旅行ガイドの制作者は、そんな偶然性の高い事象は無視するだろう。
旅行記を書くライターも、「お、なんでハムが落ちてんの?」とは思ったとしても、それに関するエピソードが無い限り文章化しないだろう。

でもブロガーとしてのオレは、何を書くのも自由だし、思ったことを思った通りに書く。だからこんな風に、たまたまそこに落ちてたハムついて書いたって良い。旅の偶然性を認識しつつ、それをひとつの体験談として記事化するのだ。

やっぱり僕にとってリトミシュルは、「ハムが落ちてた町」なのだ。



# by t0maki | 2017-01-20 22:40 | ライフスタイル>旅 | Comments(0)
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「ブロガー」と「ライター」の違いについて考えてたんですよ。

「ライター」は、書く人。
「ブロガー」は、ブログを書く人。
ってことは、「ライター」と呼ばれる人の中に、「ブロガー」も含まれる……と思ったのですが。

「ライター」って、それで食べてる人っていうイメージなんですよね。
「ブロガー」は「プロブロガー」って言って、ブログ執筆を仕事にしている人を区別する。
「プロライター」って言わないのは、「ライター」の時点で仕事としての肩書だから。

書くことで生計を立ててる人とか、少なくとも原稿執筆で報酬をもらってる人だけが「ライター」を名乗れるのだとすると、「プロブロガー」は「ライター」に成り得るけど、「ブロガー」は「ライター」に内包されないっていうことになる。うーん。

じゃぁ、「Webライター」ってどうなのよ、って話ですが、やっぱりライターがつくからそこには収入が絡んでくる。
Webの媒体向けに原稿を書いて報酬をもらってる人。

「フードライター」は食べ物について書く。
「旅ライター」は旅について書く。
でも「Webライター」はWebについて書くのではなく、Webに記事を提供する。

ということは、「雑誌記者」とか「新聞記者」にも似てるのかな。
「Web記者」っては呼ばないけどね。呼ぶのか?

で、ついでにここで「作家」とか「文筆家」について考えよう。
ライターが包括的なのに対して、作家や文筆家はなんとなく昔からいるいわゆる出版業界で、「先生」っていう呼ばれているようなイメージ。なんかこう、小説を書いていて文豪を目指す、みたいな。

「小説家」はもちろん、小説を書く人。「エッセイ作家」さんはエッセイ書くよね。「コラムニスト」なんて呼ぶことも。「執筆者」は、記事に対して書いた人を紹介するための言葉。「書き手」とかもね。

オレは、なんだろね。こうしてブログを書いている時点で、「ブロガー」には間違いない。収益はほぼないから「プロブロガー」ではない。「ライター」を名乗るまでではないけれど、時と場合によってはそちらの方がしっくりすることがある。「Webライター」もそれなりに。創作文も書くけど、「小説家」って名乗れるほどのものは書いてないから、その場合は「超短編小説作家」みたいなニッチな肩書きかもなぁ。

まぁでも、まとめると僕は「書く人」であり、「書くのが好き」っていうだけなのだな。



# by t0maki | 2017-01-20 22:36 | アート>もの書き | Comments(0)

   
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