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しばらくずっと考えてた「デザインとは?」っていうある意味根源的な問いについて、自分なりの答えを見つけることができた、有意義なイベントでした。

渋谷の「dots.」で開催された、2016年度D&AD賞を審査員とともに振り返るイベント、「D&AD Private Screening Professional Awards 2016」に参加してきました。もちろん、最前列で前のめりで。


■「D&AD」と古屋言子さん
「D&AD」は、1962年にロンドンで創設された、デザインと広告業界における「世界最高峰」とも言われる賞です。その日本でのレップを務める古屋言子さんにお目にかかったのは、昨年の「Esin クリエイティブ・ラウンジ」にて。いろんなエピソードをお伺いしたんですが、その穏やかでていねいな物腰と、これと決めたら体当たりでぶつかっていく行動力とのギャップがすごすぎて、一気にファンになってしまいました。その後確か、渋谷でTomato 25周年の作品展があったとき、オープニングパーティでお目にかかったかな。素敵な方です。
今回のイベントは、その古屋さんが日本事務局を務める「D&AD」の審査員をゲストに迎えて、2016年の受賞結果を振り返ったり、デザインについて熱く語ったりする中身の濃い内容でした。特に僕は、前半の福原志保さんの話に興味津々。


■福原志保さんの発想力
福原さんに最初に会ったのは3年半前。渋谷のギャラリーオープニングのイベントに、スタッフとしていらっしゃいました。当時から、バイオテクノロジーをアートと融合させるっていう面白い試みをしている方で、それ以来Facebookで活躍を拝見したり、たまに旦那さんとイベントでお目にかかったりなどしつつ、ご活躍を拝見してました。今回は、D&ADの「クリエイティビティフォーグッド部門審査員」ということで、前半のトークセッションに登壇されてました。
実は今回、福原さんが登壇されるってのが、イベントへの参加の決め手だったりもします。すっごいいろんな活動をされていて、「いったい福原さんの頭の中はどんな風になってるんだろう?」って興味があって。
トークの内容も、ポンポンいろんな話が出てくるので面白かったー。遺伝子やバイオテクノロジーに関する話から種苗法や植物の著作権の話題になって、「5gのスティックシュガー」が役に立つ話は科学実験の手法としても目から鱗だし、死後のあり方を考えさせられる故人のDNAを木のDNAに保存するアイデアとか、さらには初音ミクのバイオバージョンのオレミクをつくってみた話とか、導電性のある糸を使ったテキスタイルでウェアラブルデバイスをつくるというより、デバイスがウェアになっちゃうっていうすっごく面白い開発とか。
で、話を聞いてて分かったのは、ひとつひとつはバラバラの活動に見えるけど、福原さんの中ではそれがきちんとつながっていて、連続性のあるプロジェクトなんだなぁっていうのが伝わってきました。いろいろ活動していくうちに肩書きが増えていくけど、その根本にある新しいものへの興味とか、やってみたいという好奇心とか、話を聞いているだけでこっちも楽しくなってくる。懇親会で久しぶりにお話を伺いましたが、トークセッションには出てこなかった新しいプロジェクトについてもちょこっとお話を伺うことができて、そういう新しいアイデアをどんどん作品や結果として形にしていくのは楽しいだろうなぁ、と、うらやましくもなったのでした。


■トミー・リーさんのオーラがすごい
それと、懇親会では、香港からいらっしゃったD&ADの2016年度グラフィックデザイン部門審査員であり、30年以上も世界を舞台にブランドデザイナー/コンサルタントとして活躍しているトミー・リーさんとも直接お話しする機会があり、トミーさんが16歳の頃にライターとして単身日本に飛び込んだ話にすごい共感して、「とにかくチャレンジしてみること」っていうその精神は、まさに僕がこないだ勉強会で講師をした「飛び込む技術」っていうテーマにも通じてて、なんだか「よし、行ってこい!」って背中を押されたような気分になりました。さすが、今まで580作品もの受賞歴があるだけあって、すごいオーラでしたよ。

イベントの終了時刻とっくに過ぎてて、「そろそろお開きですよー」っていうアナウンスが何度もあったのですけど、いろんな話を聞くのが楽しくてね。ついつい長居をしてしまった。


■「デザイン」について考えた
そのイベントから帰ってきて、あらためてデザインについて考えていたのですよ。もともと僕は、2000年代前半は肩書きがデザイナーでした。

で、「整える」ってのが、デザインの本質に近いんじゃないかなと思った。本来あるべき姿にする。見やすく、分かりやすく、心地よいカタチに整えるということ。手法やメディアに限定されず、あるいは視覚的なものに限らず、体験であったり、行動や思考の流れであったり、コミュニケーションなど、文化や生活の身の回りにあるいろいろなものを整えていくのがデザインの役割なのかな、と。

優れたデザイナーって、そこにあるものや課題に気付いて、それを本来あるべき姿に整えるのがすごく上手いのだと思うのです。観察力と、課題解決能力、そして集中力と実行力。もちろん感性やひらめきも大事だと思うけど、デザインの業務のほとんどは、ひたすら地味で地道なリサーチや作業の連続だったりもする。

昨日のD&ADのイベントは、そんなデザインについて考えるきっかけになった、心の底から「参加してよかった」と思えるイベントでした。


▼僕も一本もらったよ。さて、これから本日はD&AD Private Screening Professional Awards 2016 です。
僕も一本もらったよ。さて、これから本日はD&AD Private Screening Professional Awards 2016 です。


▼本日は、こちらに来ています。やっぱり今日も、最前列で前のめり。
本日は、こちらに来ています。やっぱり今日も、最前列で前のめり。D&AD Private Screening Professional Awards 2016


▼福原志保さんのトークセッション。バイオとテキスタイルとスティックシュガーと遺伝子組み換えなど、話題のトピックがくるくる回っていくのが聞いてて心地よい。
福原志保さんのトークセッション。バイオとテキスタイルとスティックシュガーと遺伝子組み換えなど、話題のトピックがくるくる回っていくのが聞いてて心地よい。


▼トミー・リー 氏(2016年度グラフィックデザイン部門審査員)さんのトーク。古屋さんが通訳してる!
トミー・リー 氏(2016年度グラフィックデザイン部門審査員)さんのトーク。古屋さんが通訳してる!


▼木住野さんと、居山さん。
木住野さんと、居山さん。


▼立食パーティ的な。旗が立ってたぞ。
立食パーティ的な。旗が立ってたぞ。


by t0maki | 2016-08-31 22:00 | アート | Comments(0)
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そこだけなんだよ。その場所だけ。
上野駅で日比谷線乗り換えの改札を通って、その階段を降りたその数歩のエリアだけ、首が寝違えたようにズキっとくる。ホントにそこの場所でだけ。他の場所では一切痛みなんて感じない。しかもこの二日間連続で。

何かあるのだろうか?この場所には。
階段を転げ落ちて、怪我したり亡くなったりした人の怨念なのかもしれないと想像すると、なんとなくぞっとする。

そういえば、おととい「としまえん」に行ってウォータースライダーを32回滑った後、なんとなく身体がダルい。

by t0maki | 2016-08-30 23:58 | アート>もの書き | Comments(0)
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さっきFacebookで「こんなコンテストがあるよー」って教えてもらったので、さっそく応募してみた。

生活者のユーザー・イノベーションのための100万円コンテスト

3Dプリンタを使ったアイデアを発掘するフェスティバルだそうです。「こんなものがあったらオモシロい」とか、「こんなモノの修理に困っている」などというアイデアを募集しているそうですよ。

とりあえず僕は、「超遠距離恋愛」を成就させるための画期的なアイデアをまとめてみました。
名づけて、『超遠距離恋愛用バレンタインチョコ製造機』です。
これがあれば、彼氏が世界一周の冒険中でも、ジャングルの奥地をさまよってても、宇宙ステーションにいても、バレンタインデーに手づくりのチョコレートが贈れます。素晴らしいでしょ?

使い方はこんな感じ。

1.チョコレートで造形する3Dプリンタを彼氏のところに送りつけます
2.彼氏にチョコレートを購入させます
3.バレンタインデー当日、チョコレートのデータを彼氏に送信
4.彼氏はその3Dデータをチョコレート用3Dプリンタを使って出力
5.出力したチョコレートを彼氏が食べて、二人はハッピー


このアイデアが賞をもらって、100万円もらったらどうしよう!!!
……なんてこと、全く考えてませんが。

9月9日が締め切りだそうなので、3Dプリンターを使った何か良いアイデアを思いついたら、ぜひ応募してみては?


■コンテスト詳細
生活者のユーザー・イノベーションのための100万円コンテスト
「3D-Business Digging festival 2016」

[ 募集対象 ]
3Dプリンターに関連したアイディアを広く募集します。ジャンルは工業用3Dプリンター、パーソナル3Dプリンター、金属3Dプリンターなど種類は問わず、3Dプリンターに少しでも関わるビジネスのアイディアであればOKです。例えば、
1.こんな使い方ができると、人々の生活が便利になり、生活が楽しくなるアイディア
2.3Dプリンターを使った人々が集まるビジネス・アイディア
3.3Dプリンターを使ってこれまでに無いこんなサービス・アイディア
基本は最後にビジネスに育つアイディアです。ビジネスまでの道のりのアイディアであれば良いですが、「これは面白い」というものでもOKです。

応募締切: 9月9日(金)夜24時まで
応募方法: A4サイズ3枚以内/うちイメージ図1枚:PDF
賞金: 1位 100万円、スポンサー賞 3Dプリンター複合機など

応募方法等、詳しくはICTCOの公式サイトにてご確認ください。

by t0maki | 2016-08-29 22:17 | アート | Comments(0)
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先日、『東京湾岸燻製ナイト』に参加し、オークス社のテーブルトップスモーカー「APELUCA」を使って燻製体験をしてきました。

おもてなし料理にぴったりのテーブルトップスモーカー「APELUCA」 : 日曜アーティストの工房

その際に、お土産としてオークスさんから魚焼きグリルでホットサンドがつくれる「グリルホットサンドメッシュ」っていうのをいただいたのですね。というわけで、本日は実際にホットサンドをつくってみたレビュー!

オークス Leye グリルホットサンドメッシュ LS1515

▼グリルホットサンドメッシュです。
グリルホットサンドメッシュです。


▼キッチンの魚グリルでもつくれちゃいます
こんな感じ


▼つくってみた、ホットサンド。
つくってみた、ホットサンド。


キッチンの魚焼きグリルで、ホットサンドが簡単手軽につくれます。メッシュを開いて、中にパンと具材を置き、その上から2枚目のパンを乗せ、メッシュ部分を閉じてロック。あとは、普通に魚焼きグリルで焼くと、表面カリカリ中はフワフワのホットサンドが家庭でできますよ。予熱してから表面を2分半、裏返してから1分半。火力や焼け具合を見て調節してください。持ち手の部分は熱くなるので、やけどしないようにオーブンミトンとか、厚手のタオルを使って操作してくださいね。ちなみに、パンの耳は切らずにそのまま焼きました。



by t0maki | 2016-08-29 20:43 | モニターレビュー | Comments(0)
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「くりかえし原点、くりかえし未来。」

すごいなー。お客様から寄せられた意見やコメントをきちんと受け止めるって、決して簡単なことではない。特に、大きな企業やメーカーになると、寄せられる意見の数も多くなってくる。それをスルーしないのは社内の仕組みとか、やる気とか、そもそもお客様を大切にする気持ちとか、いろんな要素が必要になってくる。きちんとやろうとすると、すごくたいへんなことですよ。
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無印良品を展開する、株式会社良品計画の「くらしの良品研究所」がアンバサダーアワード2016を受賞したので、その受賞スピーチを聞いてきました。良品計画では、以前からご意見箱的なサービスは提供していたそうです。しかし、当初はそこに寄せられたコメントは基本的に一般公開はせず、クローズドだったそうです。しかし、対応の結果を公開する目的で、2012年に「ご意見パーク」をオープン。お客さんからのご意見を集めて、その対応について公開していったそうです。この時はまだ、お客様のご意見をピックアップする形で一部だけ公開していたそうです。

そしてそのご意見パークは2014年1月に「IDEA PARK」として進化。そのリニューアルしたタイミングで、お客様から寄せられた全てのご意見を公開するようにしたとのこと。これって、すごいことですよね。どんな意見もまず公開する、と。昨年は年間4000点の意見が寄せられ、その結果として200点以上の商品が見直されたり改善されたそうですよ。

お客さんときちんと向き合って、その声をきちんと受け止めて、それを商品開発に結びつける。やっぱりさすがだなー、と思いました。

今回の「アンバサダーアワード2016」では、株式会社良品計画の「くらしの良品研究所」以外にも、合計8社のアンバサダープログラムが受賞しました。

・ピカ☆ママ コミュニティ(花王株式会社)
・それいけ!じゃがり校(カルビー株式会社)
・カンパイ会議(キリン株式会社)
・Xperiaアンバサダープログラム(ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社)
・KFCアンバサダープログラム(日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社)
・ネスカフェ アンバサダー(ネスレ日本株式会社)
・CLUB Panasonic(パナソニック株式会社)
・くらしの良品研究所(株式会社良品計画)

アンバサダーマーケティングについて、先ほどひとつ前の記事にも書きましたのでそちらもぜひ。


■関連記事&リンク
アンバサダーのアンバサダーとしてアンバサダーの魅力を伝える : 日曜アーティストの工房

『アンバサダープログラムアワード2016』に参加中 #アンバサダーアワード : 日曜アーティストの工房

アンバサダープログラムアワード Ambassador Program Award 2016 - Agilemedia Network, inc.

アンバサダープログラムアワードの受賞企業8社を発表|アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)

by t0maki | 2016-08-29 16:30 | アンバサダー | Comments(0)
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朝起きたら、なぜか腿から背中にかけてかなりな筋肉痛。「え?なんで?」と思ったら、どうも前日の工作ワークショップが原因らしい。汗だくで、声を枯らしながらの3時間。ある意味マラソンよりもハードかも。

3331 Arts Chiyodaで8月11日に開催された、「こどもたちあつまれ!夏のかえっこバザール」で、キッズ向け工作ワークショップを開いてきました。A4サイズの紙を使って、手づくりの封筒をつくる、っていう内容。以前、東急百貨店で開催したのとほぼ同じ内容ですが、今回は基本的に無料。5つある席がほとんど常に満席で、途中から僕が座る椅子もないくらいだったので、かなりの人数の子供たちが参加してくれたみたい。あっちの席、こっちの席とあわただしく一人で教えてたので、次の日筋肉痛、と。

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今回のメインのイベント「かえっこバザール」は、アーティストの藤浩志さんが考案した仕組みで、家にある遊ばなくなったおもちゃを会場に持ってきて、ポイントに交換して、それを別のおもちゃと交換(かえっこ)できるというもの。おもちゃやポイントがなくても、会場でお手伝いをしたり、ワークショップに参加をすると、ポイントがもらえます。というわけで、僕のワークショップの出番、と。

僕が一番最初に「かえっこバザール」でワークショップを開いたのは、2012年の夏だから、もう4年以上経つんですね。
あの時は、会場にあるおもちゃの写真を撮ってもらい、それをその場でプリンターにワイヤレスで出力して、写真をひたすら壁に貼るっていう企画をやりました。その後も、おもちゃの絵を描いたり、UVレジンで工作したり、おもちゃでしりとりをしたりなど、いろんなワークショップをしてきました。で、今回は封筒づくりの工作ワークショップ、と。みんなすごい自由につくるので、教えてるこっちも楽しくなります。やっぱり、みんなそれぞれ個性がある。型紙関係なしに作ることか、すごく丁寧につくる子。バランスよくデコレーションする子と、豪快にシールを貼りまくる子。正解はないし、競争ではないので、みんながつくりたいようにつくれば良い。奇抜なことをやった子は「良いねぇ」って褒める。封筒をひたすら片抜きで穴を開けてた子がいたなぁ。人型のパンチでどんどん穴を開けてくから、封筒にたくさんの人型の穴が空いてるのと、机の周りにその抜いた人型がえらい勢いで散らばって、すごく面白い感じになってました。

たいへんだったけど、今回も楽しかったですよ。
また機会があれば、筋肉痛覚悟で教えに行きます。

by t0maki | 2016-08-29 15:41 | アート | Comments(0)
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というわけで、Instagramの新アカウントをつくりました。今までのアカウントは日々の徒然をごっそりなんでもアップする感じの使い方をしてて、この記事執筆時点で写真投稿数が12,435件もあります。もうホント、なんでもあり。ブログを書くための備忘録でもあり、Flickrと自動同期もとってあるので、ブログを書くときの写真のソースとしても使っています。
今回作ったアカウントは、ちょこっと目的を変えます。

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新規アカウントをつくったきっかけは、「インスタグラムで英語」っていうオンライン学習のレッスンを受講したから。その内容が面白かったので、じゃぁアカウントを別途つくって、英語で更新してみようかな、と。
先日、レビューブログのモニター企画で、「カフェトーク(Cafetalk)」というオンライン学習サイトの体験記事を書きました。記事を書き終わった後も、小説のレッスンを受講したり、今回のインスタグラムをテーマにしたレッスンなども受講しています。

今回の、英語を使ってインスタグラムについて学ぶ講座では、写真についてのいろいろとか、インスタグラムを投稿する時の英語でのコメントの書き方やハッシュタグの付け方などを教わりました。というわけで、レッスンの内容を実践するために、新規アカウントを取得して、ためしに英語で更新中、と。もうちょいこだわって厳選した写真を英語コメントと一緒にアップしようかなと考えています。


■関連リンク
カフェトーク(Cafetalk)

by t0maki | 2016-08-29 15:39 | アート>写真 | Comments(0)
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「社会起業家」とか、「ソーシャルビジネス」とかなんかキラキラしていてかっこいいなぁとは思います。意識高いからといって商売はどうでも良いってことではなく、地域に貢献しつつ、社会の問題を解決しつつ、さらに利益を上げてビジネスを回していかなければならない。これってすごい大変なことだし、それにチャレンジしている人たちはもうホント尊敬します。

でも、……ね。でも、なんですよ。理念は素晴らしいのに商売や顧客対応がうまくいってないのはもったいないなぁ、と思うわけです。これは、いわゆるベンチャー系とかキックスターターにも言えることなんですけど、結局のところ商売ってお客さんありきじゃないですか。別に「お客様は神様だ」なんてことを言う気はないですけど、きちんとお客さんの方向を向かないと、商売ってうまくいかないと思うのですよ。

で、具体的に言うと、サポセンな。商品を販売する上で、どうしても欠かせない商品販売の重要な役割。いくら良い製品をつくって、苦労して資金を集めて発売しても、サポセンがうまく機能しないと残念なことに。

サポセンの大変さ、僕も経験があるので分かります。でも逆に、そこってお客さんとコミュニケーションを取るチャンスなワケです。製品が壊れたり不具合が出るのは仕方ない。それをどうリカバるかって、すごく重要だと思うのですよ。その対応によって、マイナスの結果になるか、あるいは大きくプラスの関係になるか。そもそもサポートが機能しないキックスターター企業とか、それだけで炎上の原因になることも。

サポセンって、企業やメーカーの中でおざなりにされがちな部分なのですよね。外部に委託したり、あるいは派遣やバイトに対応させたり。専門的な知識が必要なばかりか、お客さんとの円滑なコミュニケーションが取れる能力とか、ひたすら広い心と忍耐力とか。

最近、製品の修理についていろいろリサーチしようかな、と思って。ちょうど手元に使い倒して壊れかけてる製品があるので、いろいろ問い合わせたり、実際にサポートセンターを訪問したりなどしています。
当たり前のことかもしれないけど、どこも「製品を売る」ことについては様々な手法で情熱をもって取り組んでるけど、「修理対応」についてはなんとなく「どーでも良い感」が漂ってて、片手間に対応しているみたいな感じ。そりゃ、修理では儲かりませんからね。直す手間をかけるなら、新しいのを買ってもらいたいのが本音でしょう。

ここ最近、5製品くらい修理対応を相談したり、依頼したりしてるとこ。
それぞれ対応が違うけど、一番ひどいところは「永年保障の修理対応」をサイトで謳ってるにもかかわらず5月に修理の相談をして、「やっぱり修理できません」という返答が8月に届いたところもありました。

顧客の購入体験って、買うのがゴールなのではなく、買った後も体験は続くものだと思うのですよ。商品を気に入ってくれた人が、口コミで広めてくれたりして、知名度や評判を上げてくってこと。商品名を連呼する広告をつくるだけが、マーケティングじゃないよ。

by t0maki | 2016-08-29 15:27 | モニターレビュー | Comments(0)
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キッズ向けの工作ワークショップで汗だくになりながら声を枯らして講師をやってたので、着いたのがすっかり遅くなって1時間以上の大遅刻ですよ。いや、本来はもっと早い時間帯からみなさん集まってるので、既に入れ違いになった人もいて、僕だけすっごい遅れて到着、と。本当にすみません。

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この日は、日本酒界隈でのご活躍をいつもFacebookやブログ等で拝見している「赤貧亭」のkaikoさんが、ご自宅で日本酒を飲む会を開くということで、お招きに預かりました。ずらりと並んだ日本酒の瓶に圧倒されつつも、最初にいただいたのが梨を使った日本酒のスムージー「梨酒ムージー」。梨のシャーベットが表面に浮いていて、よく見るとグラスの底に小さく刻んだ粒粒が。「グヮカモレだよ」って伺ったので梨とアボカドって合うのか―、と思いつつスプーンですくったらなんか違う。「若桃」を「グヮカモレ」と聞き間違いしてました……。初めて食べたかも、若桃。まだ大きく育つ前の小さい桃をシロップ漬けにするそうです。種まで食べれる、可愛らしい実。

続いてのヴィシソワーズは、しゃりっと甘いホワイトコーンがポイント。美味しい。
菊や枝豆の寒天寄せとか、ホヤの出し汁でつくった冷製おでんとか、見た目も涼しげで美味しくて、日本酒が進む、進む。

お猪口や杯を並べてずらりとおつまみを配置した「盆9」ならぬ「盆8」がまたすばらしい。いったいなにをどうやったらこれを一人で手作りできてしまうのか、不思議で仕方ない。すごいな、と。

一番びっくりしたのは、鰹の冷燻に大葉ジェノベーゼを添えたひと品。ジェノベーゼをバジルではなく大葉でつくるってのがまずすごい。そしてこれが、燻した鰹の風味にすごく合う。天才か、と。

聞けば、いろんな食材でジェノベーゼを実験してみたそうですよ。でも、「うどのジェノベーゼ」はあまり美味しくなかったそうです。なんかもう、ガストロノミーの世界ですよね。

シメにいただいた「ホヤご飯の焼きおにぎり」もまた美味しくてね。僕もホヤファンなので、ホヤ談義に花を咲かせつつ。

いやー、どれも美味しかったし、ヤバいくらいに日本酒もたくさんいただきました。
こんなに酔ったのはいつ以来だろう?素敵な時間を、本当にありがとうございました。

by t0maki | 2016-08-29 14:42 | ライフスタイル>フード・酒 | Comments(0)
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年をとってくると、酒の飲み方も変わってくる。
昔はもう、「アルコールが入っていればそれで良い」みたいな感じで、酔うために飲む。酔っぱらってみんなと盛り上がればそれでハッピーだった。
今も、もちろん飲んで騒ぐのも楽しいですが、本当に美味しいお酒を味わって飲むのも良いな、って思うようになりました。

僕が以前持ってた「日本酒」のイメージって、飲んだ瞬間に喉にひりつく感じとか、独特のもわっとした風味とか。安いお酒ばかり飲んでたせいもあると思うけど、「これは美味い!」ってお酒に出会ったことはほとんどありませんでした。日本酒と言えば、なんとなく「おっさんの飲み物」みたいなイメージ。あれば飲むけど、なくても良い、くらいの。

それが最近、東北を訪れたり、日本酒のイベントなんかに参加して、「これは美味しいよ」っていうお酒は本当に美味しいんですよね。すうぅーーーっと飲める。爽やかで、後味がすっきりしてて、フルーツの香りがあったり。なんなんだろね、別次元の飲み物。

美味しいお酒を美味しく保つには、保存方法もかなり大事。日本酒は、ワイン同様「醸造酒」だから、瓶に入れた後も味が変わってく。きちんと冷蔵でていねいに保管された日本酒は日が経っても美味しいけど、常温で日光にさらされたお酒は明らかに味が劣化する。飲み比べてみると、それがすごくはっきりと分かる。日本酒って、まさに生き物なわけですよ。

先日、日本酒のサンプリングセットで、「老香(ひねか)」っていう、いわゆる劣化した状態の日本酒を飲んでみたんですよ。そしたらなんか、「あれ?これ懐かしい味がする」とか思ったんですよ。僕が知ってる日本酒の味って、こんな感じ。
ってことはつまり、僕が昔飲んでた日本酒って、どうも保存状態も良くなくて、劣化してた酒ばっかり飲んでたのかな、とか。そうだったのかー。

今でももちろん、酔っぱらって騒ぐ系の飲み会も好きですし、酔っぱらいたいときアh味よりアルコール度数重視な時もありますけど、やっぱりたまには、日本酒に詳しい人と一緒にいろいろ蔵元さんの話とか聞きながら、しみじみ味わいながら飲むのも良いなぁ、と思います。僕自身は日本酒初心者なので、お酒について語れるほどの舌も知識もないけど、本当にお酒好きの人と一緒に飲むと、こっちも味わって飲むのが楽しくなるんですよね。

そんな日本酒の会に参加してきた感想をまた今度書きます。

by t0maki | 2016-08-29 14:41 | ライフスタイル>フード・酒 | Comments(0)

   
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