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さらさらのさらとざらざらのさら
最近また、ぼちぼち「マイクロ小説」の新作を書こうかな、と。こんどの新作は、「空想幾何学小説」と、自分で勝手に名付けた作品形式。
例によって「とにかく短い」っていう、いつもの超短編小説の形式は踏襲しつつ、もっと視覚的というか、シュールリアリズムやキュービズムの絵画的というか、ワケのわからない言葉遊びというか……。

文章で説明するのもなんなんで、こちらが作品の一例。

 * * * 
 
『さらさらのさらとざらざらのさら』

さらさらのさら。
ざらざらのさら。
さらさらのさらはさらがさらさら。
ざらざらのさらはさらがざらざら。
さらさらのさらのうえにざらざらのさらをおく。
ざらざらのさらはさらさらのさらのうえ。
さらさらのさらのうえのざらざらのさら。
さらさらのさらをさらさらのさらのうえのざらざらのさらにおく。
さらさらのさらをのせたざらざらのさらをのせたさらさらのさら。ざらざらのさらはさらさらのさらのうえ、さらさらのさらとさらさらのさらのあいだに。ざらざらのさらとさらさらのさらをのせたさらさらのさら。
さらさらのさらのうえのざらざらのさらにのせたさらさらのさらに、ざらざらのさらとさらさらのさらをさらにのせよう。

 * * * 

と、いったかんじ。
僕はこういうのけっこう好きなんだけど、これを新作としてメルマガ配信しだしたら、多分読者数減るだろうなぁ……。

近日公開、乞御期待。

by t0maki | 2007-02-25 23:59 | アート>もの書き | Comments(0)

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