建造から70年。第五福竜丸の歴史と今が興味深い
2017年 06月 11日
建造から70年。今も夢の島に保管展示されているこの船。
1954年にビキニ沖で水爆実験の「死の灰」を浴びた、第五福竜丸。被災後、文部省が買い取って検査をした後は、東京水産大学の練習船「はやぶさ丸」として、学生の訓練に使用された、と。1967年に廃船となり、エンジンは取り外されて貨物船「第三千代川丸」に。だだし、その船は翌年沈没し、28年間海底にあったものを、1996年に引き揚げ、現在の場所に展示。
旧第五福竜丸(はやぶさ丸)の船体は、夢の島に不法投棄のような形で放置されていたのを、今の形で展示館をつくり、保存展示することにしたらしい。
これもまた、数奇な運命を辿った船だ。
by t0maki
| 2017-06-11 13:34
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