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「旅人」を肩書きにするために必要なこと
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旅が好きだ。できることなら、「旅人」を肩書きにしたいけど、ごくフツーの会社員にはとてもハードルが高いので、せめて旅をしている間だけでもプロの旅人に徹したいと思う。

旅を職業にしている人がいる。旅ライターとか、旅ジャーナリストとか、旅をすることで収入を得ている人たちのことだ。あるいは、旅に関わる仕事では無くても、自由に移動しながら仕事ができる職種の人。究極のノマド。パソコンひとつで、どこからでも仕事をこなす、現代のIT遊牧民。

実は、プロの旅人は意外と多い。海外向けにインスタグラムをしていると、よくそういう人にでくわす。本当に旅だけで食べていけてるのかは分からないけど、旅を職業にしている、あるいは旅をしながら仕事をしている人が結構いるのに驚く。インターネットが発達して、情報のやりとりに国や場所の制限がなくなると、ネット環境さえあれば仕事が成立するという職種は意外と多い。
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ここ最近、僕はある程度意識して旅と向き合ってきた。2016年には海外に三回行ったし、国内旅行も月一以上のペースで行った。もともと旅が好きだったし、アメリカ留学中に15日間かけて列車で北米大陸を巡ったこともある。10代の頃に自転車にテントを積んで東北を目指したり、学生時代に砂漠を自転車で走ったりもした。

それまで、あくまで「旅」といえば自分が楽しむためだけの余暇のアクティビティでしかなかったけれど、東北大震災直後のとあるできごとが僕の旅に対する感覚を大きく変えた。震災のあった年の夏、僕は観光庁主導による官民合同の「国内旅行振興キャンペーン」の参加者に選ばれ、福島県の会津若松を訪れた。当時、特に福島県は震災後の風評被害によって観光者は激減していた。そんな光景を、僕はTwitterにつぶやいたり、ブログを書いたりしながら、実際に見て回った。その時、「旅」というものが、実は自分のためだけでなく、その情報を必要な人にとっての価値あるコンテンツになると気づいたのだ。そこにある旅のストーリーを伝えるということ。それは自分にとってとても楽しいチャレンジだった。

カナダ観光局の「オーロラ王国ブロガー観光大使」に任命されたのは2013年のこと。カナダのオーロラをこの目で見て、写真に撮ってブログやSNSで伝えるだけでなく、周りの人にもその体験を語った。マイナス35度の世界では、カメラ電池があっという間に空になる中、まつ毛や髪の毛を凍らせながら見た荘厳で神秘的なオーロラの姿。帰国後、撮影したオーロラ写真を銀座のギャラリーに展示した。

自分のためだけに旅をするのももちろん良い。けれど、自分なりの旅の体験をコンテンツとして周りの人にも伝えることができると、旅はもっと繋がりや広がりができて面白いものになる。一過性の旅ではなく、その旅をきっかけにいろいろ繋がりを持つということ。右脳と左脳をフル回転させて、目に見えている景色だけでなく、そこに息づいている文化や歴史についても知るっていうこと。移動しながら、いろいろなものを見ながら体験を写真と文章で記録していく。アウトプットは大事。そのために、文章や写真のクオリティを上げていく。

あと、優秀な旅人はよく食べ、よく歩き、体力も健康管理も一流じゃないと。好奇心旺盛で、いろんなところに飛び込んで行き、吸収していく。その行動力、周りの旅好きな人を見ていて、すげーなー、と思う。いろいろ勉強させてもらいつつ。僕ももっともっと「旅」を極めたいと思うわけです。




by t0maki | 2017-01-17 21:49 | ライフスタイル>旅 | Comments(0)

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