アジア風小物入れで、カメラを作る

 ピンホールカメラって、不思議ですよね。
 基本的には、箱に穴を開けただけ。中に印画紙入れたら、もう写真が撮れる。
 
 ホントたまにですけど、気が向いた時に、キャンディー缶やピルケースを使った手作りのピンホールカメラをカバン一杯に詰め、散歩しながら近所を撮影して回ってます。基本的にそれぞれのカメラが「一枚撮り」なので、全部のカメラで撮影が終わったら、家に帰って即写真の現像。バスルームを暗室に仕立て上げ、「ウーム、ムムム」と、写真の出来栄えに一喜一憂するのが楽しいのです。
 
 今回、アジア雑貨のお店で見つけたいい感じの小物入れ(80円也)と、以前から作ろうと思っていた「スペイン村」のお菓子が入っていたブリキ缶で、ピンホールカメラを2台作ることにしました。
 
 きちんと作ろうと思えば、缶の内側を遮光のために黒く塗ったり、アルミ缶を加工して穴を開けたりするのですが、僕のは「撮れればいいじゃん」の、超簡易バージョンなので、(1)千枚通しで缶に穴を開け、(2)裏からアルミホイルで目張りをし、(3)細い針で『ピンホール』を開けたら、完成。シャッターは、黒いテープで穴を隠すだけ。暗室(風呂場)で印画紙をセットしたら、もう写真撮影の準備完了。
 
 今回は、初の「七連写」カメラにも挑戦。スペイン村ブリキ缶に、7個のピンホールを付けました。
 

by t0maki | 2005-08-27 23:59 | アート>写真 | Comments(0)