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『ジブリの大博覧会』からの『シン・ゴジラ』はまさに巨神兵のリアル完全実写版だった
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『ジブリの大博覧会』をようやくじっくり見た流れで『シン・ゴジラ』を観たら、とうとう庵野さんは巨神兵の完成形を実写で表現したんだなぁ、と思った。映画『風の谷のナウシカ』の巨神兵が咆哮するシーンを担当したの庵野さんだったよね、確か。
ゴジラのあのシーン、迫力あったねぇ。でもその後、なんか失速した?
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とにかくあの昔のゴジラまんまの音声が良かったなー。咆哮とか、光線の音とか。ビルの爆破音や崩れる音も。昔のゴジラ映画に忠実で、リスペクトがあって、正当なゴジラ後継映画って感じ。あの、タイトルのタイプフェイスとか、「終」の文字も!

ちょっと気になったのは、たまにセリフがやたら棒読みの役者さんが出てくるんだけど、あれって監督さんの友達かなにか?途端にリアリティが薄れるからちゃんとした役者さんが良いと思うんだけど、それも含めて演出なのだろうか。

個人的には、ゴジラが壊す東京がリアルに「あ、あそこだー」みたいなのが楽しかった。最後は、なんとなくトムクルーズの『宇宙戦争』みたいな感じの肩透かしの印象で、もうちょっと、ほら、ねぇ。

この映画、好きは好きです。でも、2回は観ないかな。見るとしても、途中のとこまででいいや。でも、もしメイキングがあったらメチャメチャおもしろそうなので5時間でも50時間でも見てみたい。つくる過程はものすごくおもしろそう。

石原さとみさんの英語は、上手いは上手いと思うけど、やっぱり頑張って演じてる感があって見ててツライ。竹之内さんは英語はワンシーンだったけど、発音とかうまかったよね。

これがスピルバーグ監督だったらもっと緩急つけて人とストーリーにフォーカス当てるんだろうな。そうすると、めりはりがきいて、もっと感動する作品になる。グォッズィラ……あ、いえ、ゴジラはストーリーがずっと一人称な印象。セリフとかもそうだけど、一方向にしか進まない。せっかくあの記者さんが登場するんだから、その方向で少しストーリーを深彫りしてったらもっと面白い感じになったんじゃないだろうか。最初のボートのエピソードに繋がる感じで。それで思い出した。あのボートは高そうだったねー。完全に金持ちの道楽ボートだよ、あれは。欲しいけどね。

これがハリウッド映画だと、安易に「家族の愛がー」とか入ってきちゃうんだろうけど、邦画はその辺ドライだよね。そもそも、登場人物の家族はいないの?みたいな感じで。石原さとみのお父さん役でさえ、顔が出てこないし。

やっぱり見どころは、巨神兵クォーーーーってとこかな。思うんだけど、例えばこれを庵野さんがハリウッドのキャストとクルーとでつくったらどうなるだろう。ストーリーの作り込みから専門のライターを入れたり、マーケティングとかも本気でやったら、すごいのできると思う。あと、ハリウッド級の予算もあれば。
でもそうなると逆に、庵野さんっぽさも薄れちゃうかな。

とにかく、見てみると良いですよ。ゴリゴリの男の子向け映画かと思いきや、意外と大人の女の子二人連れとかも見に来てました。もちろん、我々ゴジラ世代もがっつり楽しめます。

そんな感じで。

by t0maki | 2016-09-03 00:32 | ライフスタイル>映画・書籍 | Comments(0)

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