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「明るい廃墟」みたいなタイの巨大プールレジャー施設 SCENICAL WORLD SPLASH
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外国を旅行していると、たまに信じられないような出来事に遭遇して、日本では絶対にできないような体験がうっかりできてしまうことがあります。「これは夢か?!」みたいなことが、現実に目の前で巻き起こってる。タイで巡り合ったウォーターレジャー施設の話。

2016年の夏休み、家族旅行でタイを訪れ、カオヤイ近くの高級テントリゾート「Lala Mukha Tented Resort Khao Yai」に宿泊しました。いわゆる、「グランピング」っていうやつです。テントと言っても、広々とした空間にはシャワーもエアコンもあり、普通にコテージに泊まるような快適さ。敷地内にはプールもあり、レストランで食事やお酒を楽しんだり、バーベキューを楽しんだり。アフリカがテーマのレジャー宿泊施設なのです。

近くには、世界自然遺産である「カオヤイ国立公園」もあり、それを目当てに観光客も訪れるので、ホテルを含めた観光施設がそれなりに増えてきている、と。

近くにウォータースライダーがあるプール施設があるということで、家族で行ってみることに。「SCENICAL WORLD」っていう、プールや遊園地、ショッピングモールを組み合わせた複合レジャー施設です。新しそうな施設で、ショッピング施設などはまだ一部建設中でした。ちょうど、日本のとしまえんみたいな感じですかね。敷地面積が約30万平米ということで、サイズ的にもとしまえんとほぼ一緒。むしろ、「SCENICAL WORLD」の方が全然新しいし、ウォータースライダーの種類や迫力なんかもとしまえんより上かも。

入場料は、大人二人と子ども一人で、合計8,000円程度。まぁ、タイにしては高い金額だけど、としまえんは同じ人数で11,000円するので、そう考えるとまぁ妥当な金額。

入場してみて、まず驚いたのがそのウォータースライダーの規模と数。巨大なお椀型の「SPACE BOWL」、なにやら名前からしていかつい「KAMIKAZE」や、「PYTHON」。「BOOMERANG」、「CYCLONE」、「THUNDER BOLT」と、すごい種類の巨大ウォータースライダーたち。でもって、波の出るプールの他に、子どもも遊べるキッズ向けのプール。それを囲むように流れるプールも。

巨大な敷地のプールとウォータースライダーをぐるりと見渡した後、僕らはあることに気づいて驚愕しました。

「あれ?もしかして貸切じゃね??」

そう、見渡す限り、お客さんがうちら家族しかいない。
もちろん、しっかり営業している。その証拠に、プールには監視員もいるし、売店には売り子さんがいて、各ウォータースライダーのところには係員もいる。

ただ、お客さんだけがいない……。

まず、波の出るプールに行ってみた。けれど、波は出ていない。しばらく待ってると、「今、波を出します!」って感じで、波が押し寄せてきた。巨大なプールで波と戯れてるのは、うちら家族三人だけ。
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「よし、じゃぁ次はあのウォータースライダーに行ってみるか」と思って向かうと、入口の階段のところで係員たちが暇そうにしゃべってる。僕らが向かってくるのを見つけて、「あ、お客さんだ!」みたいな感じであわててみんな配置に着く。「いらっしゃいませー」みたいな感じで係員の人に囲まれて、大きな浮き輪を渡されて階段を上ると、さっき下のところでだべってた係員がそこにいて、おごそかに僕らが乗った浮き輪を押してくれる。下まで滑りきると、係の人が「ハイお疲れー」みたいな感じで浮き輪を回収。

「じゃ、次はあっちのスライダー行こうか」って向かうと、そこでもまた係員の人たちが「あ、こっち来たぞ来たぞ」みたいな感じで出迎えてくれる。

僕ら三人のお客に対して、係員が多すぎる。そしてプールが広すぎる。
「何このシュールな体験?」って、面白くなってね。なんか、笑えた。

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しばらくしたらボチボチお客さんも増えてきたので貸切ではなくなったけど、それにしたって明らかにお客さんよりスタッフの人数の方が多いから、「これで本当に経営が成り立つのだろうか?」って、心配になりました。

カオヤイの方へ行く際は、ぜひこのプールに立ち寄ってみてください。
東京のプールでは絶対に味わえない、この「明るい廃墟」みたいな空間。かなりシュールですよ。ショッピングモール部分が完成したら、もうちょっと賑わうのかな。いまだに、あの時なんでお客さんが少なかったのか、ミステリーすぎる。






by t0maki | 2017-01-18 21:03 | ライフスタイル>旅 | Comments(0)

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