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ニュージーランド航空の最新とクラシックの両極端な飛行機を楽しみました
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あの翼の反り具合。そしてエンジンのシェブロンノズルのギザギザ。
飛び跳ねたくなるような興奮を抑えつつ、僕はブラックに塗装されたスタイリッシュなニュージーランド航空のボーイング787-9型機を空港から眺めていました。

今回、ニュージーランド航空さんより航空券を提供いただいて、オークランド経由でロトルアへのひとり旅をしてきました。

ボーイング787型機には、特別な思い入れがあります。

日本に初めてこの飛行機がやってきたのは、2011年9月のこと。そのローンチカスタマー、つまりボーイング社にその飛行機の開発を最初に発注した全日本空輸(ANA)が、初めて787型機を受け取るその瞬間を、僕は羽田空港の巨大な格納庫で、プレスの人たちと一緒に見つめていました。格納庫にゆっくりと入ってくるジェット機を見上げながら、「今、僕らはすごい瞬間に立ち会ってるんだなぁ」と感じたのを覚えています。

あれから5年近く経ち、今度はニュージーランド航空がローンチカスタマーとなった787の派生版、ボーイング787-9型機に乗れるとあって、空港にいる時からそわそわしっぱなし、というわけ。
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まさに最新のジェット旅客機。その特徴は、機内の気圧や湿度が一定になるように工夫されていて、従来より耳がつーんとなりづらく、さらに乾燥も抑えられてるということ。窓も大きめにつくられていて、ボタン操作でガラスの遮光を調整できる。窓の下にあるボタンを押すと、窓ガラスの採光量を調整でき、明るくなったり暗くなったりする。これがなんとも不思議で面白くて、何度も明るくしたり暗くしたりしてみたかったけど、隣の席の人に迷惑だな、と思って、ほどほどで止めときました。
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機内の照明もLED光でリラックスできる色調になっていて、高級なラウンジのような雰囲気。やっぱり、新しい飛行機は良いですね。この記事を執筆している2016年7月現在、ニュージーランド航空で運航中のボーイング787-9型機は6機。そしてさらに6機が発注済み。
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ニュージーランド航空と言えば、趣向を凝らした機内安全ビデオが有名。僕が乗った時は、ラグビーのニュージーランド代表である「オールブラックス」が映画の「メン・イン・ブラック」とコラボした、とてもユーモラスなものでした。映画の主題歌のリズムに合わせて、踊りや歌(ラップ?)もありつつ、きちんと機内の安全設備や、非常時の対応について説明してくれていました。
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約10時間のフライトも、結構あっという間。僕の乗ったエコノミーの座席には、前のシートの背面の目の高さの位置にタッチスクリーンの画面があり、映画を観たり、フライト状況を確認したりなどできます。キャビンアテンダントの方を呼ぶときも、このタッチスクリーンからメニューをタップして知らせることができます。電源やUSBポートもあるので、フライト中に電子機器の充電も可能(離着陸の際は、安全のため充電ケーブルは外すよう指示されます)。面白いのは、ヘッドレストの高さを変えられるだけでなく、頭の形に合わせるように曲げることができること。ちょうど、後頭部のカーブに沿うように、ヘッドレストもU字型に曲がるんです。これは、機内で寝る時にも便利。

ボーイング787-9型機の説明としては、こんな感じですかね。

そして、オークランドまで最新の飛行機に乗って到着した後、ニュージーランドの国内線でロトルアに向かったのですが、この時に乗ったのがなんと今どき珍しい双発ターボプロペラ機。これはこれで、すごい感動ですよ。プロペラの飛行機に乗るなんて、何年ぶりだろう。留学中にアメリカの国内線で乗って以来だと思う。こちらもかっこ良いですねー。
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ボンバルディア Q300型機(DHvilld-Bombardier DHC8-300 Dsh 8/8Q)という飛行機だそうです。もともとは、カナダのデ・ハビランド・カナダ社が1980年代に開発したDHC-8という飛行機をベースに、ボンバルディア・エアロスペース社が同社を買収した後も改良しながら生産を続け、50人乗りのターボプロペラ機として2005年にニュージーランド航空の国内線に導入された飛行機。

ジェット機は、離陸時などジェットエンジンの噴射で押し出されるように進む感覚がありますが、このターボプロペラ機はどちらかというとひっぱりあげられるような感覚があります(個人的な感想ですが)。翼の位置も、機体の上側についているので、窓から外を見ると翼が上についていて、僕の座席からは翼から出し入れされる車輪がよく見えました。
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この、独特な音も特徴的ですよね。ジェット機とは違う、ターボプロペラエンジンのブーンと低い振動音。オークランドからロトルアまでは約40分のフライト。キャビンアテンダントさんは1名のみ。50人乗りの座席は全部埋まってました。食事の提供はなく、お水と飴をいただきました。

面白かったのは、飛行機がロトルア湖の上空に差し掛かった時、飛行機の中にまで硫黄のにおいがしてきたこと。ロトルアは、火山活動によって地熱と温泉で有名なエリア。飛行機の高度までにおいが届くというのは驚きでした。風向きとか、その日の天候にもよるかもしれませんが。
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最新のハイテクジェット旅客機と、クラシックなプロペラ機の両方に乗ることができて、これはまたとない貴重な体験でした。

by t0maki | 2016-07-27 12:58 | ライフスタイル>旅 | Comments(0)

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