太陽光発電システムの組み立てワークショップに参加して電気のあれこれを学びました
2016年 03月 13日
電気って面白いな、と。
「藤野電気」の講師による、太陽光発電システムの組み立てワークショップに家族で参加してきました。場所は、3331 Arts Chiyoda。
W(ワット)はV(ボルト)かけるA(アンペア)。で、1時間のワット量がWh(ワットアワー)。
今回のバッテリーは、12V、36Ahなので、432Whが蓄電できる電気の上限。で、この鉛バッテリーは電気の残量が半分を切らないようにしなくてはだから、満充電後に使用できる電気の量は200Whほど。
で、太陽光から電気をつくるソーラーパネル。18Vで、2.78A。かけると、50W。最大で、1時間に50Whの電気を作れるけど、日照時間などを考慮すると、だいたい200Whくらいが1日につくれる電気量と想定して、日々そのくらいの電気を消費する目的で使うための、太陽光発電、と。
例えば、3WのLED電球を24時間ずっと光らせるには、72Whの電気が必要。なので、200Whだと約3個の電球をほぼ一日中光らせ続けることができる、と。
僕の手元に、5V、15600mAhのモバイルバッテリーがあります。5V かける15.6Ahなので、78Wh。200Whあれば、このバッテリーを2回半充電できる、と。
鉛のバッテリーは半分以下にしちゃいけないけど、リチウムイオンバッテリーは完全にゼロの状態にしてもオーケー。
ソーラーパネルからの電気をバッテリーには貯め、さらに直流12Vで使えるようにするには、コントローラーが必要。これは、電気が逆流してパネルの方に行かないようにしてる。で、このコントローラーにソーラーパネル、バッテリー、シガーソケット(USBポート)を繋いぐと、太陽光発電を利用できるようになる。実際、この状態でiPhoneの充電などができました。
ただし、コンセント式の一般的な家電を使えるようにするには、交流(DC)に変換する必要がある。そこで、コンバーターの登場。
こちらをバッテリーから繋ぐことで、一般的な家電も使えるようになる、と。ただし、今回はバッテリー容量の関係で、200Wh程度まで。
と言った感じ。
とりあえず覚えたことをまるっとメモしてみましたが、今までふわっとしか理解してなかった部分がはっきりと見えるようになって、目からウロコです。ワークショップでは、午前中の1時間にを講義中心の座学を。ランチを挟んで午後の3時間弱を実際の組み立てを行いました。この電工ペンチを始めて使ってみましたが、良いですね、これ。欲しくなりました。
後編へ続く。
by t0maki
| 2016-03-13 23:17
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