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中村政人さんの『LUMINOUS DESPAIR』をじっくりと見てきました
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3331 Arts Chiyodaでお世話になってる、中村政人の個展『LUMINOUS DESPAIR』を見てきました。今日は「千代田区 ディスカバリー・ミュージアム 秋ツアー」に参加して、3331の方の解説付きで、みんなで作品を見て回りました。その後、ちょうどランチ休憩中に中村さん本人がギャラリートークをしてたので、飛び入りで15分くらい一緒について回って「写真に何度も写ってる犬と犬小屋」について質問してみたりなど。

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2011年に、3331の企画に飛び込んでった時、中村さんと面接をしたのが最初の出会いだったかな。話し方は柔らかいんですが、一本筋が通っていて、手彫りの木彫作品を連想させるような、骨太な人っていう印象を受けました。

作品を間近でしげしげと拝見したのはこれが初めて。一見バラバラに見える写真作品が、トークを聞いてるうちにどんどん繋がってくるから不思議。写真作品を通じて、中村さんの視点が見えてくるというか、そこから伝わってくる感性が奥歯に共鳴するというか、なんか腹にストンと落ちてくる感じ。あぁ、こういう風に物事を見ていて、それをカタチにする人なんだな、と。

こっからは個人的な意見ですが、キーワードは「街」と「人」なんだな、と感じました。中村さんは、そのなかに、繋がりとか、発見とか、驚きとかを見出して、そこから派生するものを作品にしていく。

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あと、「ホワイトキューブ」について。白壁のギャラリースペースのこと。そこに、現実世界から切り出して記号化した要素を展示する。そのなかでの繰り返しやリズム、あるいはサイズ感こそが、アート。必然性のあるコンセプトやテーマをトッピングして、ね。なんてことを考えながら。

そう、車のカラーをテーマにした展示が面白かった。あの中で、一つだけ塗装のクオリティが半端ない作品があって、どうやらリアルにトヨタのレクサスと同じ工場で塗装されたようなんですね。その塗装のクオリティが素晴らしくて、「これほどまでに違うかね」と。これだけもう、異様に塗装が綺麗なの。表面の写り込みの綺麗さが半端じゃない。街でレクサスを見る目が変わるね。こんな風に、隣り合わせで塗装を見比べることなんてまず無いから、この展示は面白かった。

オレが「日曜アーティスト」を名乗ってるのは、アーティストにはなりきれないけど、アートからは離れたくないから。こういう作品展に出会うと、アートと繋がってて良かったなぁと思います。

そういえば、今日は随分と3331に長居して、そろそろ帰ろうかと出口に向かったら、普通にそこに会田誠さんがいたのでびっくりした。ホント、3331 Arts Chiyodaって、そういう不思議なとこがあるよね。なにか、人を引き付けるみたいなとこ。そういう場を作り出した中村さんはすごいと思うのです。


by t0maki | 2015-11-16 00:38 | アート | Comments(0)

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