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壁の穴
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なんかしらんが、オレは子どもの頃物置部屋で生活していた。
まぁ、単純に部屋数が少ない家だったので、自分の部屋が欲しくて物置に住み着いた感じ。物置といっても、一応窓があるので外からの光が入ってくる。ただし、電源がないので、天井からぶら下がっている電灯のコンセントのところをたこ足回線にして、そっから電気を引っ張ってくるという。

べニアむき出しの壁は湿気でカビが浮き出てきたり。どっから入ってくるのか分からないけど、寝てる時に顔の上をムカデが歩いていったのは今でもトラウマ。
エアコンはない上、電気ストーブはブレーカーが上がるのでつかえないし、なかなかすさまじい部屋でしたよ。冬はね、部屋の中でも息が真っ白になるの。まぁ、昔の家はたいていそんな感じだったんでしょうけど。

その物置部屋の隣がトイレ。ちなみに、汲み取り式。
その当時でも既に珍しい黒電話。

なんか、時代が止まってしまったような家でした。
社宅の借家なので、勝手にリフォームこともできず。ようやく両親が家を建てて引っ越したのは、僕が高校を卒業してもう家を出た後。

うちのお袋は「金が無い、金が無い」っていつも言ってる割には、宅配セールスがくると断れずに買ってしまうクセがあって、羽毛布団とか、ごっつい学習教材とかその場で衝動買いしてたり、本棚を埋め尽くす全十数巻の「図巻セット」が、なぜか2セットも買ってたり。わけわからん。

まぁ、「みんなと同じじゃなくても良いんだよ」ってのはそこで学んびました。

そんなオレのルーツ。

by t0maki | 2015-10-25 00:29 | アート>写真 | Comments(0)

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