ブログトップ | ログイン
dichromate print
c0060143_0191481.png


学生時代、写真は撮るだけじゃなく、現像するのも好きでした。バスルームを暗室代わりにして、夜が明けるまでひたすら写真を焼いてたり。

ちょっと変わった現像方法も試すようになって、冒頭の写真はポタシウムダイクロメイトっていう薬品を使って焼いたもの。元々は陶芸の釉薬に使う薬品。僕の大学での専攻が陶芸彫刻科だったので、この薬品を使わせてもらったというわけ。

普通のネガや現像機ではコントラストがほとんど出ないので、透明なOHPシートにネガを印刷して、用紙と密着させて電灯で数時間焼くか、あるいは手っ取り早く太陽光でイメージを定着させます。光が当たった部分のピグメントが硬化して、水で洗い流すとイメージが出てくるという仕組み。

今では考えられないような、手間と時間をかけた写真制作。これはこれで、つくっててすごい楽しかった。


by t0maki | 2015-10-25 00:20 | アート>写真 | Comments(0)

<< 壁の穴     1998年のフォトシュート >>
Back to Top