エンジンを分解して組み立てるワークショップ #ヤマハCP

エンジンを分解して組み立てるワークショップ #ヤマハCP_c0060143_20231430.jpg

エンジンを分解して組み立てるだけの、小学三年生でもできるワークショップ。
これがね、すっげー楽しいの。なんだろね、この楽しさは。
単純に、壊したり組み立てたりってのが男の子は好きなのかな。名前も知らないような工具がたくさんあるだけで、嬉しくなってくる。

ヤマハ発動機さんのご招待で、静岡県磐田市にある「YAMAHA コミュニケーションプラザ」に行って、ワークショップや工場見学、館内レストランでランチと、ガイドツアーなど、みっちり6時間のイベントに参加してきました。見所満載で、全然時間が足りない感じでしたが、まずはこのエンジン分解&組み立てのワークショップについて書きますね。

夏休みなんかに、親子連れを対象にして行われるワークショップですが、今回参加したのは全員大人。二人一組になってエンジンをバラバラに分解し、その後元通りに組み立てるだけなのですが、これがまぁ楽しい。そもそも、エンジンを自分でバラす機会なんてそうそうないですし、ひとりじゃ元通りに組み立てられる自信ないですから。エンジンの仕組みを学びながら、ひとつひとつのパーツの役割とか意味を理解しつつ、工具を使い分けつつ分解。

今回分解&組み立てに使ったエンジンは、レーシングカートにも使われる、2ストローク・100ccのエンジン。機構がシンプルなので、仕組みが理解しやすく、教材にはもってこい。点火プラグで燃料を燃やすときにピストンが2回動くから2ストローク。4ストロークエンジンっていうのは、4回動くってことなんですね。2ストロークエンジンは燃費効率が悪いので、シンプルなゴーカートのエンジンだとか、芝刈り機などに使わるとのこと。

プラグスパーク外して、シリンダをガポって取り去って、キャブレタとかエキパイも取って、中心にあるクランクシャフトやピストンもむき出しにして外し、ボルトやらワッシャーなんかもごちゃごちゃに混ざらないように注意しながらスタータやケースもとことんバラバラにして、全部分解したらバラした逆の手順で組み立てていく、と。途中途中に、コイルやベアリングの役割とか、空気が循環したり冷却したりする仕組みとか、いろいろ解説を聞きながら、実際に実物を手にして見ながら。


▼ゴーカートで使われてる、100cc 2サイクルエンジン。分解するよ。
エンジンを分解して組み立てるワークショップ #ヤマハCP_c0060143_19385081.jpg


▼工具を使って、バラバラに。
エンジンを分解して組み立てるワークショップ #ヤマハCP_c0060143_19385195.jpg


▼ごっついシリンダー。空気の流れを考えたデザイン。
エンジンを分解して組み立てるワークショップ #ヤマハCP_c0060143_19385098.jpg


▼分解中、めっちゃ楽しい。
エンジンを分解して組み立てるワークショップ #ヤマハCP_c0060143_19385146.jpg


▼分解したパーツが混ざらないのですようにするのも大事。
エンジンを分解して組み立てるワークショップ #ヤマハCP_c0060143_19385173.jpg


▼みんなでチャレンジ。小3以上が対象だけど、大人でも楽しめる。
エンジンを分解して組み立てるワークショップ #ヤマハCP_c0060143_19385140.jpg


▼こんだけたくさんの部品。バイクつくるには3千パーツ。車だと1万だってさ。
エンジンを分解して組み立てるワークショップ #ヤマハCP_c0060143_19385108.jpg

エンジンって、かっこいいなぁって思いました。
よく、エンジンを「心臓」に例えるけど、吸気するところは「肺」だったりするし、燃料が循環する様は「血管」だろうし、もしそこに電気的な制御が加わると「脳」とか「神経」なども加わってきて、なにやら本当にも人間の身体の仕組みそのもののような、いろんな役割があるんだなぁ、と。っていうか、バイクもボートも、自動車も、そういう動力と機構がうまく組み合わさっていて、時代とともに進化しているんですよね。
ホント、「エンジン」ってなんてかっこいいんだ。

機械油まみれになりながら、ガレージで車の整備をする人の気持ち、わかるわー。

90分のワークショップなんですけど、あっという間。すっかりエンジンが好きになりました。


ヤマハ発動機
http://www.yamaha-motor.co.jp/

YAMAHA Communication Plaza
http://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/
by t0maki | 2015-10-20 09:21 | ブロガーイベント | Comments(0)