なんか、導かれるようにベトナムに行ってきた!

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辞典を編むのがどんなに大変かなんて、想像すらできない。
五味政信さんは、約18年間かけて、ほぼ個人でベトナム語辞典をつくった人。ベトナム語の教育学者で、一橋大学の教授でもあり、同大学の国際教育センター長を務めている方です。

国際文化フォーラム主催の『りんごをかじろう』っていうイベントで、五味さんにお目にかかって、「すげーなー」って思ったのがベトナムに興味を持ったきっかけ。ちなみに、イベント名の『りんごをかじろう』は、「隣国の言葉」ってことで、隣語を平仮名にして「りんご」、と。

その当時僕が勤務していた六本木ヒルズでも、森美術館で『ディン・Q・レ展』が始まり、昼休みの散歩がてら何度も展示を観て、増々ベトナム熱が高まって行った、と。

いや、でも、ホントに行けるとは思ってなかったんですよ。
機会があれば行ってみようかな、くらいな感じで。
嫁さんが「海外旅行行こう」って行ってきたので、「じゃ、ベトナムで」って言ったら、あっさり決まってしまった。
でもそういえばオレ、全く言葉が通じない国に行くのって生まれて初めて。前述のイベントで五味先生にちょっとだけベトナム語を教えてもらいましたが、トイラーマエダ(私の名前は前田)とシンチャオ(ありがと)くらいしかしゃべれなくて、ベトナム旅行が決まった時は「大丈夫か、オイ」と。

社会主義の国なんですよね。ベトナムって。
中国の影響の他に、フランス植民時代とか、日本が入ってきたりとか、いろんな文化と時代が融合している国。実際行ってみて、すごく面白かった。そのカオスっぷりと、パワーと、なんかいろいろ圧倒されました。

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4泊5日観光したくらいでは、その国の文化や性質の深いところまで理解するなんて到底無理ですが、自動二輪車の大群に取り囲まれたりとか、旧市街の街並みを眺めつつ散策したり、不思議なスパイスの料理を食べたり、そこにいる人や街を眺めているだけでも、異文化のシャワーを浴びたみたいで楽しかった。

最近、「旅ライター」なんて肩書をもらったのは良いのですが、さっぱり旅ができてなかったので、ここぞとばかりに旅行中の隙間時間にほぼリアルタイムでブログ記事を22本書いてアップしました。一日平均4本ちょいか。そう考えるとたいしたことないけど、旅をしながら、毎日あちこち行きながらの隙間時間ですから、結構頑張って書きましたよ。

また、旅に行きたいよねー。

ちょうど今、旅に関する記事をとりあえず100本書こうっていう企画をShortNoteで勝手にやっているので、そのうちこのベトナム旅行のことも記事にすると思います。

さて、次はどこに行こうかな。
by t0maki | 2015-10-07 22:02 | ライフスタイル>旅 | Comments(0)