ブログトップ | ログイン
『塩谷定好作品展』で写真とデッサンのボーダーラインについて考えた
c0060143_2244374.jpg

写真って、撮っただけでは終わりじゃない。細かいリタッチを行って「作品」として完成させるものなのです。

学生時代に写真のクラスを受講して、自分自身も現像機を買っでバスルームを暗室にしてましたが、写真の焼き方もそうですし、あと、仕上がったあとにインクとブラシで修正したりなど。

たぢ、塩谷さんの場合は、写真の上から全体的にドローイングの手法で塗りつぶしたり、削ったりするという。写真と絵画を融合した表現方法。

FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)の写真歴史博物館で開催中の企画展、『塩谷定好作品展』を観てきました。

塩谷さんの使ったテクニックは、通称「雑巾がけ」という手法らしいですよ。上からどかっと黒で塗って、そのピグメントの濃淡で、写真にメリハリをつける、と。

写真を近くで見ると、ブラシストロークというか、リタッチの跡が見えてきます。これは面白い。

昔の新聞なんかは、よくこういう手法で写真を加工してましたが、塩谷さんのタッチはもっと繊細で、これ自体がアート作品になってる感じ。

ぜひ、実物を見てみてください。

あぁ、あと塩谷さんは「ベス単のフードはずし」っていう撮り方をされてるそうなんだけど、僕も実はそのベストポケットコダックのカメラ、持ってます。もっとも、僕のは蛇腹の部分が弱ってて、光が漏れるので、まともに撮れないですけどね。でも、印画紙を直接入れて、ピンホールカメラみたいにしつつ、何枚か撮ったことがあります。

作品展は、7月31日(金)まで。

写真歴史博物館 企画写真展 『-知られざる日本芸術写真のパイオニア- 塩谷定好作品展』
http://fujifilmsquare.jp/detail/15050104.html
開催期間: 2015年5月1日(金)~7月31日(金)
開館時間: 10:00~19:00(入館は18:50まで) 期間中無休
会場: FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア) 写真歴史博物館
入場料: 無料
主催: 富士フイルム株式会社
協力: 塩谷定好写真記念館
企画: コンタクト

by t0maki | 2015-06-16 09:30 | アート>写真 | Comments(0)

<< ボンゴレの貝と、その中にいた小...     『すてたいけどすてられないモノ... >>
Back to Top