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ゾンカ語って、ご存知ですか?「りんごをかじろう」ブータン編
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ゾンカ語。ブータンの言葉です。
このイベントに参加するまで、ゾンカ語って言語が存在するってことすら知らなかった。

「りんごをかじろう」っていう、国際文化フォーラム主催のイベントに参加してきました。ちなみに、りんごは「隣語」を意味していて、ちょっとお隣の言葉や文化を学ぼうよ、っていう素敵なイベントです。前回は、ブラジル ポルトガル語でした。学生時代にスペイン語をちょっとやってたので、ここら辺はまさにりんごって感じで、語彙や発音もスペイン語と似てるなぁ、と。
で、今回のゾンカ語。少なくとも言葉は僕の知ってるどの言葉からもかけ離れてて、もうとっかかりも何もない感じ。「こんな言葉をしゃべる人がいて、僕の全く知らない文化が存在する」ってことに、ワクワクしました。

ちなみに、今回「指さし会話帳」の特別編集版がミニ講座の教材として配布されたんですが、こんな感じです。
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言葉の表記が、もうなんか、宇宙人の暗号みたい。ブータン出身の方が、英語を使いながらゾンカ語を教えてくれるのを、横で英語から日本語に通訳してくれるっていう、なんともユニークなミニ語学講座で、楽しかったです。

後半は、ブータンや、チベット、ヒマラヤの山々にも詳しい、登山写真家であり作家さんでもある小林尚礼さんの講演。ブータンでの観光写真撮影のお話も文化の違いが垣間見えて面白かったのですが、そのあとお話にかった梅里雪山(メイリーシュエシャン)にまつわる話がすごくインパクトがあって印象に残っています。

メイリーシュエシャンは、ブータンから続く山々ですが、場所は中国。この登山技術が発達した現代において、まだ未踏峰の山々なのです。
1991年に日本人登山家を含む18名が亡くなった登山事故がありました。捜索隊も遺体を発見できず、何年も経過してから氷河に押し流された遺体の一部が徐々に見つかるようになり、17名は遺体の一部が見つかったとのこと。ただ、まだ1名が見つかっていません。
小林さんは、その遺体を探す旅を今でも続けているそうです。
本を出版したり、それが縁でドキュメンタリーになったり。

その地域は、山岳信仰が根付いており、メイリーシュエシャンは聖なる山として祀られているとのこと。正直、登山家を快く思ってない人もいるらしいです。

「聖山」という存在。山岳信仰という文化は、日本にも根付いているものでもあり、なかなか興味深いです。

行ってみたいな、ブータンや、カワカブにも。メイリーシュエシャンのメインの山がカワカブ。

山を崇拝する気持ち。なんとなく分かります。静かにその山々を眺めてみたい。みんなが敬うその山を。

分からない。本当のところは、行ってみないと。欧米人が偏った感覚と固定概念で「Zen」について語るような感覚で、僕はチベットの山岳信仰を空想してるのかもしれない。なにかを超越した力なんて、ホントはないのかもしれない。でも、そこには確実に信仰の歴史があり、人を寄せ付けない山々が未だ未踏峰のままで存在するのは確か。

うん、ホント。機会があれば行ってみようと思います。

後半の懇親会では、ブータンでよく飲まれているバター茶をいただきながら、小林さんとも少しお話をさせていただいたのですが、それについてはまた今度書きます。

「りんごをかじろう『ブータン 聖地をめぐる山旅』」
主催: 国際文化フォーラム(TJF)
協力: カワカブ会
http://www.tjf.or.jp/jp/information/2014/inf2014_11.html

by t0maki | 2014-12-18 01:06 | ライフスタイル>語学 | Comments(0)

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