写真を撮るのが好きなのですよ

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学生時代は、よく風呂場を暗室にして、フィルムを現像したり写真を焼いたりしてました。
フリマで買った、ドイツ製の一眼レフカメラ「Exakta VX」っていう戦後すぐに発売されたくらいの骨董カメラを使ってね、白黒写真を良く撮ってましたよ。

ピンホール(針穴)カメラもよく自作してて、飴の缶とか、ピルケースとか、あとは黒いフイルムケースなんかを使ってカメラにしたりね。
ロサンゼルスの街並みを撮影したフィルムケースカメラの写真が、巡り巡ってニューヨークとロンドンの出版社から発売される写真集に掲載されたってのが、僕の自慢。
だって、その写真集に掲載されているどの写真よりも、僕の写真が一番安いカメラで撮影されてるからね。ゴミを再利用した、実質ゼロ円のカメラで撮ったピンホール写真が、ごっつい写真集に掲載されてるのって、なんか面白い。

僕は、大学を卒業して初めて就いた職業が、「フォトグラファー」でした。
ロサンゼルスのダウンタウンにある宝石デザイン会社で、広告用のブツ撮りをする仕事。
当時はまだめずらしかったデジタルカメラ。本体は普通のニコン製フィルムカメラなんですが、背面にKodakのごっついデジタルのアダプターが付いてるやつ。
機材一式、500万って言ってたかな。宝石デザイン専用のソフトウェアとかもあって、撮影した画像素材をつなげて、「昆虫」とか「宇宙人」とか作ってた思い出。
あ、仕事は一応真面目にやってましたよ。

帰国してからは、もっぱらトイカメラ専門で、ロシア製の「LOMO LC-A」を中心に、Lomographyのカメラとかをよく使ってました。
四連写カメラとか、9つレンズがついてるPop9とか、Fisheye2っていう魚眼カメラとか。
無印良品のデジタルカメラを2台買って、mujicam.comっていうドメイン取ってサイトをつくったり。前述のLomoで撮った写真は、今でもLomograph.netっていう僕のサイトで見られます(と、思ったら404エラーが出てる……直さなきゃ)。

写真を撮るのが好きです。でも、カメラが好きってのともちょっと違う。
カメラはなんでも良いから、写真を撮ってるのが楽しいっていう。だから、ケータイだろうが、コンデジだろうか、一眼だろうが、なんでも撮ります。
でもあまり高価なカメラは撮りなれてないから、たまにモニターとかでごっついカメラやレンズを使わせてもらう機会とかあると、綺麗に撮れ過ぎて面食らう、みたいな。

最近は、カナダにオーロラ観に行くときに購入したCanon PowerShot S120をほぼ毎日持ち歩いて使ってます。3カ国を渡り歩いて、数々のブロガーイベントから日常のスナップ、モニターレビュー用の写真とか、かなり使いまくってたら、もう塗装が剥げ剥げになっちゃったけど、これはこれで味があるので気に入ってます。

あと、ケータイやスマホを使うとき、一番良くつかう機能は断然「カメラ」です。メーカーや機種によって、いろいろカメラの特性が変わるので、すごく撮ってて面白いんです。
いろいろ試行錯誤しながら、いろんな個性があるカメラの特性を引き出しつつ、写真を撮るのが楽しいんです。

というわけで最後に、カメラや、ケータイ・スマホで撮った写真をデバイス別にご紹介。

▼一眼
Canon EOS Kiss X7
Pentax K-3
Canon EOS D70
Canon EOS 6D

▼コンデジ
Canon PowerShot S120
PowerShot N
PowerShot S100

▼トイカメラ
LOMO
Konstruktor

▼スマホ
Arrows nx(f-05f)
Arrows nx(F-01f)
Arrows nx
Stream x(Gl07s)
ARROWS Tab(F-05E)
Arrows v(F-04e)
F-05D Effects
Optimus chat L-04C

▼ガラケー
F-09C
F-03C
F-02C
F-01C
by t0maki | 2014-10-22 21:55 | アート>写真 | Comments(0)